2012年02月22日

「健康の為なら命もいらない」と言うロジックも有るぐらいですので。

〜本当は体にいいのに「ダメ」と誤解されていること6つ〜

怒り、アルコール、職場でのうたた寝……。

体に悪い、役立たないと言われていることの筆頭ですね。でも、なんでも我慢するのが体にイイわけでもありません。研究結果から見ても、どうやらその通りのようです。

カナダのニュースサイト『Canada.com』から、誤解されがちな体にいいこと6つをお送りいたします。ちょっとひねりが効いているので、注意してお試しを!

■1:怒りも役立つことがある

「ネガティブな感情は悪いもの」と言われ続けて久しいですが、研究の結果、怒りには役立つ機能が多くあることが判明しました。

心理科学誌の研究によると、気に入らない作業をさっさと済ませることや、必要なものごとを獲得するための競争に強くなることに、怒りが非常に役立つのだそうです。

(例:バーゲン売り場で勝つ!)

この効果は、特に女性に強いとのことです。

また、怒りのようなネガティブな感情を解放することは、ストレスや不安、そして不満を抑圧することから起きる害を減少させます。

気に入らないことをぐっと飲み込んで、ひとり静かに“沸騰”していると、うつ・肥満・免疫力低下に関連するホルモンのコルチゾールが増加します。

怒りのエネルギーを飲み込んでも、そのエネルギーは消えず、別の形に変化するのは、みなさん経験済みだと思います。上手にエネルギーをリリースしてあげると、“仕事の効率にも健康にもいい!”ということですね。

でも、怒りの解放は相手を傷つけることとは別物ということをお忘れなく! 相手を傷つけず怒りをリリースするのは、ちょっとテクがいりそうですね。必要な場合は、カウンセラーやコーチに相談してみるのもいいかもしれません。

■2:赤ワインは心臓の味方

赤ワインはポリフェノールが豊富です。このポリフェノール、いわゆる抗酸化物質なんです。アメリカの名門メイヨー病院によると、赤ワインのポリフェノールは、心臓の血管内壁を保護するのに役立つとのことです。

ポリフェノールの中でも、レスベラトロルという物質は悪玉コレステロールを減らし、血栓を防ぐ効果があります。

(ちなみにレスベラトロルは、ワイン以外にもブドウ、ブルーベリー、クランベリーなどのベリー類にも含まれています。)

ところがネズミを使った調査によると、レスベラトロルの効果が出るには、一日にワイン80ボトル飲む必要があるとのこと。これでは残念ながらおすすめできませんが、ダメかと思うのはまだ早い!

スペインの研究チームが行った、4万1,000人への調査の再考察から、グラス1杯のワインで、心臓病リスクが半分に減るという結果が出ています。ちなみにボトルを全部あけても、グラス1杯分と同じ効果だとのことです。

これなら、いい感じですね。もともとアルコールを飲まない人が、がんばって飲むことはないでしょうが、すでにアルコールと仲よしの人は、上手につき合う目安になりますね。

効果だけ見るならばグラス1杯で充分、それ以上はムダということになりますが、惜しむらくは、スペインは世界最大の赤ワイン生産国。「たくさん飲むほど効果増大!」と言いたいところでしょう。科学的見地からは、そうも言えないでしょうけれど。

■3:体が求める“なまけ方”

ペンシルバニア大学の研究チームがNASAと行った研究によると、短時間の昼寝は、活力や記憶力を高め、機嫌をよく保ち、ストレスの影響を減少させ、その結果心臓病のリスクを下げる効果があるとのことです。

“NASAと昼寝”と聞くと、どうも合わない気がしますが、宇宙飛行士は過酷な環境に生活するわけですから、こういった研究が、生命を守ることにつながるのでしょうね。

ハーバード大学の研究者である、サラ・メドニック氏の研究によると、昼間の短時間の睡眠は、視覚処理作業の効率を高める効果があるそうです。

ただし、本格的に眠った場合の入眠時に現れるノンレム睡眠と、その後に現れるレム睡眠の両方に至る必要があります。ノンレム睡眠では認知と創造性が回復し、レム睡眠では身体的な機能が回復します。

ノンレム睡眠・レム睡眠の両方を伴った1時間の昼寝は、夜の睡眠全体に匹敵するほどの回復力をもたらすとサラ氏は加えています。

ちなみに職場環境革新の帝王であるグーグルや、ナイキ、ブリティッシュエアウェイズといった、先見の明のある企業では、既に午後の昼寝を取り入れています。

それだけではなく、睡眠ルームを作ったり、オフィスに昼寝グッズを常備したりするなど、積極的に昼寝を推奨しています。

“なまけ方”というよりは、人間の生物メカニズムをフル活用するという風情ですね。

■4:チョコレートは心臓を守り“がん”と戦う

ハーバード大学の研究によると、ダークチョコレートには、健康に関連する多数の化学物質が含まれているそうです。例えば、抗炎症、抗アレルギー、抗ガン作用のフラボノイドが、最も多く含まれている食品は、ダークチョコレートなのです。

フラボノイドは、善玉コレステロールを増加させる一方で、ある種のコレステロールの酸化を防いで、体にダメージを与える形状になるのを防ぎます。

またダークチョコレートは血圧を下げ、血小板の活性化を防いで脳卒中や、心臓発作のリスクを下げる効果があります。

この点から言えば、チョコレートはダークであるほど効果的で、純ココアならばなお効果的です。ちなみに専門家によると、ミルクチョコレートは「食べてもムダ」だそうです。
“インカ帝国の王の飲み物”が、チョコレートのはじまりだそうですが、さすが王の飲み物、健康効果抜群ですね!

純度の高いダークチョコをおつまみに、赤ワインをグラスに1杯楽しんでリラックス、なんてどうでしょうか?

■5:赤身の肉は栄養豊富

赤身の肉とは、牛肉や羊肉などの調理前に赤みがかっている肉を指します。(なので白っぽい鶏肉やピンクの豚肉は入りません)

牛肉、バイソンの肉、そして狩猟肉は、菜食では得られない栄養の宝庫です。

赤身の肉には、鉄分、亜鉛、ビタミンD、ビタミンB3、B6、B12が含まれており、カナダ人にとっては、肉以外の食物からは得にくい栄養素です。

(日本人の食生活では、これらの栄養素は、主に魚介類や穀類や大豆などに含まれています。欠乏しがちですが、カナダの食生活よりは摂りやすい環境なのかもしれませんね)

牛肉の脂肪が、いかに健康に悪いかという研究は山のようにあります。心臓病、がんのリスクが高まるという内容が多いのですが、人間50歳を過ぎると、どっちにしろこれらのリスクは日々高まりますが……。

昨年のはじめに、英国栄養学財団が公開した栄養学速報に、赤身の肉の健康リスクに関する大規模調査についての記事が含まれていました。結果は「脂肪分の少ない適量の赤身の肉は健康によい」との内容でした。

牛肉の脂肪は「健康に悪い」といわれる飽和脂肪酸と、「健康にいい」といわれる一価不飽和脂肪酸が混ざっています。脂肪は取り除いた方が、無難かもしれません。

穀物を食べさせている牛の肉よりも、草食動物の肉は、脂肪が少なくオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸が豊富です。

穀物ではなく草をたべている牛やバイソンの肉、ヘラジカや鹿やカンガルーなどの狩猟肉は、栄養豊富で脂肪が少ない赤身の肉です。

■6:セックスは神経をなだめ免疫力アップさせる

適切に行うと、セックスは30〜60分で200キロカロリーを消費する、よい運動になるとのこと。(ちなみに数値はあなたの熱意で上下します)

加えて、生物学的心理学誌の研究によると、ストレスの多い状況にいる女性は(もちろん事後に)より鎮静し、血圧が下がる傾向があるとのことです。

また、ペンシルバニア州にあるウィルクス大学の研究で、女性の免疫機能の検査をする調査が行われました。

その結果、風邪や感染症を防ぐ免疫機能は、ひんぱんにセックスをしている女性の方が、禁欲的な女性よりも、高いという結果が明らかになりました。

“セックスできれいになる”、“セックスで健康になる”を裏付ける研究は、結構たくさんされているみたいですね。免疫機能までアップするとは驚きです。

いかがでしたか? 赤身の肉を避ける傾向は日本には少ないので、今ひとつ危機感を共有できませんが、牛肉の脂肪は避けた方がベターというところは同じ。そして、選択肢に狩猟肉が入っているところがカナダらしいですね。

ただガマンをするのではなく、上手につきあいながら健康も気づかうのが大人のたしなみです。付き合い方にテクがいるものもありますが、ぜひ上手に楽しんでみてください!

 健康については実際問題まだまだ解らないことが多かったりします。何が健康に良くて何が悪いのか?実際の所、総合的に論じている論文などはありませんよねぇ...。

 ただ、その常識は医学や科学の発達で180度代わる可能性も有るんだよ、と言う意味ではこの記事は興味深くもあります。

 人、と云っても所詮は少し頭が良いと誤解している動物なのだから、健康については意外と動物的に考えてもいいのかもしれませんね。「○○を飲むと効く」とか言う最近の健康食品が氾濫してる状況が実はおかしいのかもしれません。アレはあくまで商売。効くと思えば効く、と言う類の物でしか無い。

 結構長い期間健康状態の違う高齢者を見てますが、正直言うなら肉体的な衰えは介護機器や装具でフォローは可能です。しかし、認知症を含む精神面での衰えのフォローと言うのはなかなか難しい。これから考えるともっと精神面での健康に力を入れるべきではないか、と考えます。だいたい異常だぜ?交通事故死より自殺する人間が三倍以上、って国もさ。

  健康に過ごす事をうじうじ考えるより、むしろ健康に成って何をするのか?や、今何をするのが一番なのか考え、動くこと、そちらの方がよっぽど大事。自分の意思で動いているほうが精神的にも肉体的にも健康ちゃうんかい?

 このブログで健康の話をすると結局こういう結論に落ち着くんだけど、まぁ、現状日本社会は異常ではあるわな、という事。

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2011年06月30日

落書きだらけの岸壁は、「我は海の子」と言う歌に対しても失礼

昨日、Facebookとtwitterで二回分の音楽レクの曲紹介でこういうことを書いたら結構食いついてくる方が多くて・・・

 この曲についての話だったんですけどね。



imaseachild.jpg

 「我は海の子の起源は鹿児島」説は、実際に鹿児島国際大学の古瀬先生が調べてみたら、諸説あるようですが、有力な説らしいです。ただ、どこかで勘違いしていたのかな。与次郎ではなく祇園之洲だったようですね。実はこの話自体は音楽レクの財津先生から話を聞いたものです。

 さて、本題。

 そう言う綺麗な海岸を有していた鹿児島の錦江湾も今や昔で、鹿児島市の錦江湾沿いは殆どが埋め立てられ、セメントで固められているのが実情。しかも、このブログでも何度か紹介しているようにそのセメントの岸壁(特に与次郎)には醜悪な落書きが書かれているというね。しっかりシーラー塗っているわけでもないのでみるみるうちに風化し、更に状況は悪くなってます。阿久根の岸壁を貶す前にこの与次郎の現状に対して何も思わないのであれば、鈍感、としか言いようがありません。

 観光で町興しと言うのであれば、ここに手を付けない訳にはいかないよね。錦江湾を見に来たのに待っていたのが落書きでした、じゃ洒落にも何にもならない。何をどう書くか、は次の話としても、少なくともあの落書きは消さないといけない。そうしないと、我は海の子、で歌われた過去の錦江湾に失礼じゃないのかな?そう思います。

 うちのブログを見ている偉い人たち、何とかなりませんか?

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2011年05月28日

ある意味預言されていたのかもね。

〜ガンジーの言う「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」とは?〜

 マハトマ・ガンジーが1919年から1932年にかけて英語で毎週刊行していた「Young India」というものがあり、この中の1925年10月22日付に掲載されたのが「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」というもので、ガンジーのさまざまな思想や考え方を端的に表しているものとして有名です。

 最近では2011年5月23日に京都大学原子炉実験所助教である小出裕章氏が参議院行政監視委員会にて原発に関わるさまざまなことを批判する一連の発言の最後として「『道徳なき商業』。これは多分、東京電力始めとする電力会社に私は当てはまると思います。そして『人間性なき科学』と。これは私も含めたアカデミズムの世界がこれまで原子力に丸ごと加担してきたと、いうことを私はこれで問いたいと思います」というようにして使用していました。

「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」の中身は以下から。

FAQs - Seven Social Sins

「理念なき政治」(Politics without Principle)

「労働なき富」(Wealth Without Work)

「良心なき快楽」(Pleasure Without Conscience)

「人格なき学識」(Knowledge without Character)

「道徳なき商業」(Commerce without Morality)

「人間性なき科学」(Science without Humanity)

「献身なき信仰」(Worship without Sacrifice)

 この「七つの社会的罪 (Seven Social Sins)」はガンジーが暗殺された後に荼毘に付されて遺灰をガンジス川に流した際、ガンジーの火葬を行ったラージ・ガートにある黒大理石の慰霊碑を囲む壁の外側にも刻まれています。
 最近ニュースサイトとしてGigazineを見ることが多くなってます。ヲタ心をくすぐるニュースも結構ある、と言う事でね。ただこのサイト、舐めてかかれないのはこういった真剣なニュースやコラムもあるが故に、なんですが。

 今の日本、これらが全て当てはまるように思えるのは何なんだろうな?と言うのをまず最初に考えました。

「理念なき政治」...まさに今の民主党政権や労組に入って自分の権利ばっか主張する公務員なんかはまさにこれだよな。
「労働なき富」...どうしても働けない件はともかくとして、偽装してでも生活保護を貰おうとしている輩いますよね。楽して働かないで、というのはまさにこれ。
「良心なき快楽」...麻薬なんかはこれだろう。
「人格なき学識」...法律は詳しく知っているのに、それを自分の気にくわない政治家やその支持者を追い落とす道具にしか使えない可哀相な人がいっぱいいますね。
「道徳なき商業」...O111のユッケの件はこれかな。あと悪徳商法やネズミ講などもね。
「人間性なき科学」...まさに福島第一。事故以後の発表や対応は後手後手だし。科学をおかしな方向に使うな、と言う啓示でもあったのかな?
「献身なき信仰」...鶴がモチーフのある宗教は最たるものだと思う。

 ある意味ガンジーは未来の社会を預言していたのかもな〜、と漠然と考えてしまいます。逆に、こうならないように社会が動けばいいんだろうけどなぁ・・・なかなかです。

 以上の7つの社会的罪は、社会を見るフィルターとして活用していければ、とも思っています。

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2010年10月27日

災害に備えておく目、も介護従事者には必要なのかも。

〜川が危ない」わだつみ苑119番通報公開〜

 豪雨で入所者2人が死亡した奄美市住用町のグループホーム「わだつみ苑」について、大島地区消防組合消防本部は26日、入所者の救助を要請する現場からの119番通報でのやりとりを公開した。緊迫した様子が伝わってくる。

 公開した録音は、20日午後0時59分から約3分間。助けを求めに行こうと、わだつみ苑から外に出て濁流に流された女性職員がたどり着いた家の女性が、この職員に代わって自宅から119番通報した内容だ。

 緊迫した声で女性が早口で叫び続ける。「職員の方が何とか逃げてきたんですけども」「早くしてください!」「何とかしてください!」。さらに「後ろの川がすごくはんらんしているんですもう、危ない!」「お年寄りが取り残されているんです!」。

 これに対し、消防は「危なくない場所に上ってください」と助言。その後、女性は「ちょっと離れたところにおばあちゃんがいるんです」と知らせた。同苑の男性職員が外にある自動販売機の上に避難させた女性3人のことと思われる。最後は通話が途切れ、終わった。

 この後、同消防組合住用消防分駐所が現場に向かおうとしたが、すでに「道の駅奄美大島住用」付近の国道58号が冠水していて近づくことができなかった。同苑の近くにいた消防隊員や市職員らが、救命胴衣や浮輪、カヌーを使って救助し、近くの食堂で保護した。
 同本部が119番通報の録音を公開するのは初めて。同本部の郁(いく)秀安消防士長は「皆さんに、災害の恐ろしさをわかってもらいたい」と公開に踏み切った。
  奄美はおいらは行ったこと無いんですが、嫁の身内が奄美と深い関係にあるため、ある意味親近感はありました。

 鹿児島の8/6水害を思い出しますが、実は鹿児島という所はこの30年間何回も水害に遭っている場所です。自分が覚えているだけでも昭和58年の水害で南薩線を含めたげん南さつま市の野間池地区が陸の孤島に近い状態になったり、8/6水害と同じ時期に自分の地域からほど近い山が半分以上崩れて何十人も死者が出たり、大淀川の氾濫で自分自身が産まれた後に家に帰れなかったことがあったり・・・

 この災害で高齢者を助けようとしたわだつみ苑の男性職員は同年代の方なんですが、正直自分がこの方と同じことが出来るかな、と言われれば・・・自信ないです。助ける前に自分がかわいいから、と言って逃げるかもしれない。また逆に無理して高齢者と一緒に濁流に呑み込まれて自分の命も・・・と言うことになるかもしれません。どちらにしろその場面に遭遇しないと分かりませんが、この職員と同じことは出来ない、と思いますね。

 ここで考えて欲しいのは、施設在宅にかかわらず、危険な環境にその身を置いている高齢者はことのほか多いのではないか、と言うこと。これは鹿児島だけなのかもしれませんが、施設があまり便利なところや災害があっても大丈夫なところにあるのは珍しいし、要介護高齢者の住居もまた同じ傾向にあると思います。今一度、自分の施設が災害にあった場合どこがネックになるのか、とか在宅で暮らしている高齢者の環境は、果たして大丈夫なのかなどをチェックし直す必要がありそうです。

 本当に奄美で豪雨災害にあった方々にお見舞い申し上げるとともに、早い復興を願います。また台風が来ていますが、負けないように・・・。

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2010年05月27日

世のお父さん、自宅に居場所有りますか?

〜お父さんの2人に1人、自宅で自分の時間・場所がない「自宅難民」? 〜

自宅でやすらげないお父さんは過半数に達している
6月20日は父の日。母の日に比べると、世の中の関心も低い父の日だが、世のお父さんは自宅でどんなライフスタイルなのか、インターネット調査会社のアイシェアが40〜50代の男性(既婚・子持ち)450人に2010年5月6〜7日の2日間にわたり、インターネットによるアンケート調査を実施。

 その結果、自宅で自分の趣味を楽しむ時間がない、ひとりになれる場所・時間がない、家族とのコミュニケーションがうまくいかない・・・こんな悩みを抱え、自宅での過ごし方に何らかの不満を感じている40・50代のお父さんが2人に1人(52.2%)いることが明らかになった。家族のために働いて帰ってきても、自宅で自分の時間、自分の場所を持てず、安らぎの場であるはずの自宅でくつろぐことができない「自宅難民」のお父さんがこれほどまでに多いとは衝撃だ。

 また、自宅難民の40.9%は、テレビを自由に見られる時間が全くなく、時間がある人も視聴時間帯が家族の寝た後23時以降の深夜に集中している「テレビ難民」であることもわかった。さらに、自宅難民の60.9%は、家族が録画する分でHDD容量不足や時間帯の重複で録画できないことがあり、見たい番組の録画さえもままならない状態だという。
 おいら自身については、これはあまり当てはまらないわな。部屋は流石に・・・だけど、しっかり自分の机は持っているし、テレビも子供優先では見せていない。割とおいらのやりたい事は優先で、とまでは行かなくても、やっているからねぇ・・・。

 男性が定年退職したら濡れ落ち葉、と言う話は結構昔からあるけど、この調査結果では、今の世のお父さんの状況、退職前から濡れ落ち葉に近いものを感じます。その心は家族に着いていたいけど、邪魔っけに払いのけられる、というね。これじゃ、何のために働いているのか良くわかんないだろうて。金があるなら飲み歩きとか風俗とかもあるんだろうけど、そこまで稼ぎがあればそもそも自分の居場所ぐらい確保してるんだろうしなぁ・・・。

 こうならない為には、老後に出来る趣味を持つ事、又その場所を確保しておくことは大事でしょうね。意外とオタク夫婦で子供もそう、であるならば、こう言う事も無くて仲良く過ごせるんだろうな・・・(いや、お互いの趣味が・・・、で逆だったらどうしよ)。とか言う自分も老後の為に趣味を(普通の人にしては持ちすぎだろ、と言う話も無きにしも、ですが)、と思って、木工と金工と電気工作が出来てしかも音が出る、というギター作りに挑戦しようかな、と思ってます。参考サイトも結構あるし、出来ない事は無いと思うから。今少しづつ加工道具集めている最中ではあるんですがね。最初はテレキャスのキットを買って組み立ててみよう、と思ってます。ま、一生懸命働くだけじゃ駄目、遊び心を持てない環境なら即改善すべき、と言うことでしょう。

 あと、逆に世の奥様方に子どもたち、お父さんを邪険に扱わないように。それが原因で欝や失踪や自殺されたらどうします?家族が路頭に迷うのは想像に難くないですよ?旦那があまりにも家族を省みず、将来要介護になった時に復讐するような事例は幾つも見てはいますが、普通はそういうことは無いでしょ?少しは大事にしてあげてね。

 もうすぐ父の日。世のお父さん、濡れ落ち葉にならないよう、今のうちに何か行動を起こしときましょうや。
 
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2010年04月29日

学歴で人の一生は決まらない

〜“偏差値神話”は本当なのか 日大が早稲田をアゴで使うとき〜

 「彼は、日大(日本大学)しか出ていないのに……」

 1カ月ほど前、大手出版社の副編集長(44歳)と赤坂で酒を飲んだ。そのとき副編集長はハッキリとこう言った。「彼は、日大しか出ていないのに……(苦笑)」

 この場合の“彼”は、2歳年下の後輩を意味するらしいが、この春の人事異動で編集長に抜てきされたようだ。一方で、早稲田大学出身のこの副編集長は、昇進できなかった。つまり、後輩に負けたのである。だから、酔った勢いでつい「日大しか……」とバカにしたのだろう。

 会社員として30代後半〜40代後半までの約10年間は、大きな分岐点になる。その後、役員などになるか、それとも管理職で終わっていくかという、2つの道が待ち構えている。最近は、管理職にもなれない3つ目の道が作られている。

 この時点で競争に負ける人は、人事について不満が多くなる。そんなときに、彼らがよく口にするのが「〇〇大学しか出ていないのに……」といった言葉である。さすがにしらふのときは口にはしない。酔ったりすると、ハッキリと言う人がいる。

 そのような人は私の周りに10〜15人ほどいる。「あいつは立教なのに……」「まあ、中央しか出ていないから、彼は必死にがんばったんだろうね」など。いずれも早稲田大学や慶應義塾大学、東京大学出身の編集者たちである。この人たちは現在、副編集長(課長級もしくは課長補佐)などをしているが、その上の編集長(課長級もしくは部長級)になるのが遅れている。会社から十分には認められていないのだ。彼らはそのことを察知しているから、自分を追い抜かす人を冒頭で紹介したように「日大しか……」とバカにするのだろう。つまりは、嫉妬(しっと)である。

 時おり、「学歴なんて関係ない」と勇ましいことを言う人がいる。しかし、私が取材していると、学歴や競争、さらに能力観などはそれなりに日本社会に影響を与えていると思う。そこで今回の時事日想は、企業の中で学歴がどういう意味を持つかを考えてみたい。

 だが多くの企業は、社内の昇進などに学歴がどのくらい影響を与えているかを公表していない。私が知る限り、そのようなデータは存在しないし、取材で人事部に尋ねてもあいまいな回答しか返ってこない。従って、私がこの20年ほどの間に学歴について書かれた本を読んできた中で、もっとも説得力があると思ったものをベースに論を進めたい。

●日本社会の能力観には2つのニュアンス

 その本は『日本的経営の編成原理』(岩田龍子、文真堂)という学術書であり、もう30年以上前に書かれたものだ。著者の岩田氏は当時(武蔵野大学教授)、終身雇用や年功序列など日本的経営を文化論からアプローチすることで一躍注目を浴びた。

 岩田氏は、学歴うんぬんを論じる前に、日本の社会の能力観には2つのニュアンスが含まれていると言及する。

 「(1)能力は、ある漠然とした、一般的な性格のものとしてうけとめられることが多いこと (2)能力は、訓練や経験によってさらに開発されるべき、ある潜在的な力であり、したがって、ただちに実用に役立つ力、つまり“実力”とは考えられていないこと」(150〜151ページから抜粋)

 一方で、米国の能力観を「訓練と経験によって現実に到達しえた能力のレベル」(149ページから抜粋)ととらえている。そして、これらの能力観から、日本の競争とは違った意味合いを持つ競争になると説く。「米国社会では、人びとは、いわば局部的にしか競争にまき込まれていない」「競争における個々の勝敗は、人生における長い一連の“戦い”の局面にすぎない」(149〜150ページから抜粋)

 そして日本の能力観にもとづくと、次のような意識を人々が持つことになりがちと説く。

 「“できる人”は潜在的によりすぐれた一般的能力を賦与されており、彼がその気になりさえすれば、いかなる領域においてもすぐれた力を発揮するのであり、逆に、“駄目な奴”は乏しい潜在的な能力しかもちあわせていないために、何をやらせてもうまくゆかないのである」(151ページより抜粋)

 さらに岩田氏はこう進める。

 「わが国では、一流大学の卒業生達は、その“就職戦線”において、他の卒業生よりはかなり有利な立場に立っている。このことは、彼らが、“実力”において他に抜きんでているからではない。むしろ、これは、彼らがよりすぐれた“潜在的な能力”をもっていると“想定”されるからであり、入社後の長期にわたる訓練の結果、次第にその“能力”を発揮すると期待されているからである」(151ページより抜粋)

● “能力”を発揮すると期待されていない人がブレイク

 いかがだろうか。読者の中には、岩田氏のとらえ方に違和感を感じた人がいるかもしれない。私は、この本を始めて読んだ1991年のときは、ところどころに疑問を感じた。ここまで単純明快に言い切れるのだろうか、という問いである。しかしその後、取材の仕事を20年近くすると、その間に見てきたものとかなり重なるものがあると思うようになった。

 例えば、私が就職活動をしていた20年近く前にも多くの企業の人事部員が、「学歴なんて関係ない」といったことを就職情報誌などで説明していた。だが、少なくとも歴史のある大企業は、いざふたを開けると、東大卒業生を中心に採用していた。これは、いまも大きくは変わらない。当時もいまも岩田氏の唱える日本的な能力観に支配されている限り、結局は変わらないのである。

 さらに、前述の「“できる人”〜ゆかないのである」までをもう1度、読んでいただきたい。この意味するものを心得ると、冒頭で述べたエピソードをこれまでとは違ったまなざしで見ることができるのではないだろうか。つまり、早稲田大学出身の副編集長は、 20数年前の大学受験という競争で一応、“勝利者”になった。そして、就職戦線では“潜在的な能力”を持っていると“想定”されたわけである。

 しかし、いざ会社に入り20年ほどが過ぎると、その想定は誤りであったのだ。大学受験の“勝利者”とは言い難い、日大OBがいち早く昇進した。岩田氏の言葉で言えば「“能力”を発揮すると期待されて」いない人がブレイクして、編集長になったのである。

 早稲田大学OBの副編集長は、この現実を素直に受け入れることができないがために「彼は、日大しか出ていないのに……(苦笑)」と愚痴をこぼすのである。彼自身、日本的な能力観にかなり影響を受けていると見ることができる。

 ここまで読むと、読者の中には「俺は偏差値の低い大学だから……」などと、それこそ日本的な能力観にしばられて、ふてくされる人がいるかもしれない。会社員の人は、同じ会社の東大出身者らを見て、劣等感を感じるのかもしれない。大学生は就職活動で期待はずれの結果が出ると、つい「やはり、自分は〇〇大学だから……」と思うのかもしれない。これらもまた、日本的な能力観の悪影響である。

 いまは、日大OBが早稲田OBを打ち負かす時代である。「“能力”を発揮すると期待されて」いない人たちに、私は心からエールを送りたい。
 高校時代、成績とか入る学校とかでその人間が区別される、という事を学びました。ええ、将来的に意味の無い英国数を学んでいるついでにね。こんな馬鹿な争いに自分から参入して勝ったの負けたのに意味は無い、と感じたので、その学歴勝負から降りました。ここに来るまでにそれなりに苦労したけど、その考え方は今でも間違っているとは思えません。今から学歴欲しければ苦労するけど通信教育もあるし。大きな意味を持つものでは無いんですよね、既に。それが何で情報を扱う出版社勤めの方々がわかんないのかな?

 たかだか18年生きただけの「記憶」だけの能力のみで人間を評価する、という事がいかに暴力的な行為か、という事が未だに高学歴の皆様にはお分かりで無い様だ。人間の成長は早熟なだけ、な訳じゃない。社会に出てから一定以上の能力を発揮する人間だっているし、それこそ60前がピークの人だっているかもしれない。それを単純に高校や大学受験で能力を仕分けます、というのは今行なわれている事業仕分け並みに乱暴なんだよね、実は。

 受験と言う名の意味の無い記憶合戦で"勝利者”になった。そして、就職戦線では“潜在的な能力”を持っていると“想定”されても、それが本当にそうなのか?と言われると、今の世の中疑問符をつけざるを得ない。何しろ、日本の最高学府を出ていらっしゃるぽっぽ首相を見て、分かんないか?あれで東大卒だぜ?国の利益を他国に売るような馬鹿だよ?これで本当に分かったんじゃないかな?学歴は何の指標にも成らない、という事が。
 日本的な価値観全てを捨てろ、とはいわないけれど、学歴偏重社会は結局、日本にとっては相当大きな足かせになってしまっている事も否めない、すぐに捨てるべき価値観だろう。おいらのように介護をしている人間にとっては、東大卒であろうが中卒であろうが、ボケてしまえば皆同じ。学歴高いからって介護の手間が少ないわけでは無い。むしろ下手にプライドがあるから厄介なだけでもある。更にいえば介護の世界ではむしろ、従事者も下手に学歴ある人間はチームワークに多大な悪影響しか与えないからねぇ・・・。

 学歴で劣るのなら、それに腐る事無く、それ相応の努力と前向きな姿勢で対抗すればそれでいいと思う。又、そういう事にこだわらず、新しい知識や技術を身につけ、一緒の財産にしていくことも大事だろう。なぁに、ぽっぽが東大卒で博士号まで持っていてあの状態なんだから、我々のような学歴の無い市民が恐れる必要すらないって。このあたりで学歴偏重は過去の遺物にしてしまおうか。そうすれば日本の未来は明るいものになるだろう。しかし、下手なプライドがまだ邪魔をする様ならば・・・

 今は少子化で大学も経営困難になる時代である。社会人になってから能力を発揮出来る人に更なる教育を施せるように、社会人入学をもっと簡単にするとか言う事も大事だし、又それを卒業した人間を一般企業が通常大卒並みに採用の門戸を開くことも必要。ぽっぽのような馬鹿育成機関じゃなくて、生きた教育を与える機関でなくてはならない。学校のプライドや、OBのプライドなんか、邪魔なだけ。必要な人に必要な教育を安価に、これでないといかん。

 ま、未だに学歴に凝り固まっている人間は、昭和の日本の置き土産としてやっていってください。おいら達はそのずっと先を生きていきますので。

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2010年02月19日

たった一つの この命を 遙かなる愛に 賭けて戦う

〜藤岡弘、自殺大国日本に思う 拝金主義と「大戦争」〜

 俳優の藤岡弘、は、元祖ヒーローらしく、自殺者の多い現代日本社会を危惧している。
 「この国の何かがおかしい」。藤岡は自殺者が年間3万人を超える日本社会に疑問を呈する。「今、世界各地の戦争でも、そこで3万人死ぬようなことはないときいてます」とし、経済至上主義、拝金主義、個人主義、自己中心主義の蔓延した日本は、「中で大戦争をやっているようなもんですよ」と嘆く。

 では自殺を食い止めるにはどうすれば良いのか。藤岡は、1人ひとりが「人生は、人間磨きの修行の旅」だと捉えることが大切だという。どんなに辛いことがあっても、「体験、経験、人生の厳しさを学ばせてもらった」と考え、自虐的になるなと説く。

「死ぬ気になって頑張れば、何でも乗り越えられるもの」
「人生はまだまだ挑戦の旅の途中なんだ」

 かつて仮面ライダー1号として少年たちに勇気を与えた元祖ヒーローは、60歳を超えた今でも、悩める人たちに力強くエールを送った。
 流石仮面ライダー1号。40年前から正義のヒーロー業はまだまだ終わっていないようだ。

 藤岡さんの言うとおり、今の日本は何かがおかしい。経済至上主義、拝金主義、個人主義、自己中心主義の蔓延・・・それもあるんだろうが、それよりなにより日本に元気がないよ。オイルショック以前の活気を小さな頃に体感しているけど、何か、あんな感じではないんだよね、今は。

 自分自身は藤岡さんの意見とちょっと違うのかもしれないけど。とにかく、明るく前向きに事を考えていこうかな、と言う姿勢で生きてます。以前追い込まれて鬱状態になって死を考えて、遺書まで書いたからなぁ・・・。逆に言えば、後ろ向きに考えやすい性格だから、それが嫌なのかもしれないけどね。

 洋楽の曲で言えば、「あなーきーいんざゆーけー」より、「ういーあーざちゃんぴおんまいべえーぶ」や、「あいうぉーんちゅーゆうぉんちゅみー」の方が実はよっぽど突き抜けているし、思考として前向きで脳天気だ。分かりにくいかもしれないけど、そう言うこと。

 まだまだやりたいことはいくつもあるんだ、と言う気迫を持つのも大事なのかも。言っちゃ悪いが、高齢者も欲の深い人間は結構長生きだしね。

 もっとも、今の日本、と言うシステム自体を考えていかないと、このままでは・・・

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posted by y-burn at 11:14| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月16日

ある意味海中のホラー?

〜巨大な粘質物の塊が海の中で急増中〜

 ここ数十年間の海水温の上昇を背景に粘液状の巨大な塊が頻繁に発生している。粘質物と呼ばれるこの塊は、これまで見られなかった場所にも出現し、しかもなかなか消滅しなくなっているという。地中海に関する最新の研究で明らかになった。

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 この粘質物の塊は、ただ気持ち悪いというだけのものではないようだ。最大で200キロもの長さになる粘質物は、夏になると地中海沿岸で自然発生することが多い。夏の暑さで海水の安定性が増すと有機物が互いに固着しやすくなり、塊が形成されてゆく。現在では気温が上昇しているため、粘質物は冬でも発生しており、何カ月間も消滅しない。

 これまで、薄茶色をしたこの粘質物は厄介者と見なされることがほとんどで、漁網の目を詰まらせたり、泳いでいる人をネバネバしたゲルで搦め捕ったりしていた。研究の責任者でイタリアのマルケ州立ポリテクニック大学の海洋科学部長ロベルト・ダノバロ氏によると、既に1800年代の新聞に海水浴客が鼻をつまんでいる写真が掲載されているという。

 しかしダノバロ氏によると、地中海の粘質物はバクテリアやウイルスを宿しており、なかには致死性の病原性大腸菌も含まれていることが最新の研究でわかった。2009年9月16日発行の「PloS One」誌に掲載されたダノバロ氏らの論文によると、これらの病原体は海水浴客だけでなく魚などの海洋生物をも脅かしているという。

 粘質物はまずマリンスノーとして発生する。マリンスノーとは主に微生物やその死骸などの有機物の一群で、エビやカイアシのような小型の甲殻類など肉眼で見える生物も含まれる。マリンスノーは、エサや安全な隠れ場所を求める周囲の微生物を少しずつ取り込みながら、時には粘質物にまで成長する。

 この塊が初めて確認されたのは1729年、場所は現在でも同様の塊が最もよく現れるアドリア海だった。アドリア海は気候が比較的穏やかで水深も浅いため、他の海域よりも水温や水質が安定し、粘質物の形成にとって最適な条件が揃っている。

 この最新の研究で、ダノバロ氏の研究チームは1950〜2008年の地中海の粘質物に関する記録を調べ、海面温度が平均より高い時期に粘質物が発生頻度が最も高くなることを突き止めた。

 1991年、イタリアの海洋生物学者セレナ・フォンダ・ウマニ氏は、地中海に繋がるアドリア海で粘質物と並んで泳いだ。このときの粘質物は密度が高すぎたため中に入り込んで泳ぐことはできなかったという。15メートルほど潜ったところで、自分に向かって漂ってくる“幽霊”に戦慄に近いものを覚えたという。「まったく未知の経験だった」。

 ウマニ氏は、ダノバロ氏やマルケ州立ポリテクニック大学のアントニオ・プセドゥ氏と共にこの研究に共著者として参加しており、粘質物の前駆体であるマリンスノーの中も潜ったことがある。

 ウマニ氏はこのときの様子を、砂糖水の中を泳いでいるようだったと表現している。水から上がると、乾いた“砂糖”で髪の毛が固まり、ウェットスーツにもこびり付いていた。イタリアのトリエステ大学に所属するウマニ氏は次のように話している。「ウェットスーツが緑色がかった粘液の層で覆われ、洗っても落ちない。まるで悪夢だった」。

 カリフォルニア大学スクリップス海洋研究所の海洋微生物学者ファルーク・アザム氏は今回の研究には参加していないが、次のように話している。「わざわざ粘質物の中を泳ごうという人はそういないだろう。粘質物のことをよく知らない人は、いや、よく知っていればなおさら近づこうとは思わないだろう。臭気を放つ巨大な塊が沖合を漂う姿を求めて海岸へ行こうという人は誰もいない」。

 ウェットスーツを台無しにする以外に粘質物にどのような副作用があるのかを明らかにするため、ウマニ氏の研究チームは2007年にアドリア海沿岸の水と粘質物のサンプルを採取した。スクリップス海洋研究所のアザム氏が「大きな浴槽」と表現する暖かく浅いアドリア海は、この種の塊を研究するのに理想的な自然の実験室だった。

 そして研究チームは、この塊が病原性大腸菌を含むウイルスやバクテリアの繁殖域であることを発見した。アドリア海沿岸では定期的に大腸菌の検査が行われているが、その病原性大腸菌はビーチが遊泳禁止とするレベルのものだった。

 研究チームの責任者であるダノバロ氏は、「これらの粘質物から病原体が拡散すると人間の健康に問題が生じる恐れがあるということがこれで明らかになった」と語る。粘質物の中を泳ぐと皮膚炎などを起こす可能性もあるという。

 同研究によると、この粘質物は、大型の魚を殺すほど有毒な病原菌を持つバクテリアを含んでおり、それに最も被害を受けやすい立場にいるのが、粘質物と一緒に泳ぐしか選択肢のない魚などの海洋動物である。

 この猛毒の粘質物に動物がとらわれると、エラが覆われて窒息することもあるとダノバロ氏は話す。最も大きな塊のなかには、海底に沈み、まるで大きな毛布のように生物を覆ってしまうものもあるという。

 また、この粘質物は地中海だけの問題ではないとダノバロ氏は語る。同氏によると、最近の研究では、おそらく気温の上昇が原因で、北海からオーストラリアに至る海洋域に拡大している可能性が指摘されている。

 ダノバロ氏はこう述べる。「これは、温暖化に対して人間が何も対策を講じなければ何が起こるかを示す良い例だ。人間がこの科学的証拠をこれからも否定し続けるならば、それに応じた結果が待っている」。

 温暖な気候のほかにこの塊の形成を促進する要因が何かがあるのか、詳しいことはまだわかっていないと、スクリップス海洋研究所のファルーク・アザム氏は指摘する。例えば、この塊に含まれる海洋生物の死骸はなぜ分解されないのか、まだわかっていないのだ。

「何がこの粘質物の増加を促進しているのかを突き止めることがとても重要だ。まだこの物体がいない、世界中のほかの海域のためにも」とアザム氏は語る。
 ・・・何か怖いよね。でも、これは地球温暖化のせいではない、と思う。1729年に発見されているのであれば、その前後はむしろ地球が寒冷化している時期だったわけだから。

 日本近海ではこの粘質物は発見されていない(その代わりにエチゼンクラゲですか?)けれど、赤潮がほぼ同じような毒性を持つものもあるとか・・・錦江湾ではよく起こるだけに、注意が必要。

 しかし、海って・・・深海ヤバい、って2chのコピペあったけど、それは当然と言えば当然。宇宙よりもっと未知の部分の多い場所でもあるわけだから。でも、様々なものを発見し、それをうまく応用する事が出来るんじゃないかな、と思う。特に海洋国であるこの国は。

 海中こんなんばっかだったら嫌だ。生理的に駄目。

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2009年10月09日

そもそも「健康に良い」を商売のネタにすること自体姑息だ

〜花王、食用油「エコナ」のトクホ返上〜

 健康によい効果がある食品に認められる特定保健用食品(特保)の表示許可を受けていた花王(東京)の人気食用油「エコナ」について、同社は8日、特保表示を返上する失効届を消費者庁に提出した。

 これにより、年間売り上げ約200億円に上るすべての「エコナ」シリーズが販売中止となる。

 特保表示が取り消しになるのは、「エコナクッキングオイル」や「エコナマヨネーズタイプ」など10品目。

 「エコナ」シリーズはドレッシングなど計59商品あるが、発がん性物質に変化する可能性が指摘されている「グリシドール脂肪酸エステル」という成分が、一般の食用油の10〜182倍も含まれているとして、消費者団体などから安全に疑問が投げかけられていた。

 花王側は「安全性に問題はない」としてきたが、「消費者に不安の声がある以上、成分を他の食用油の水準まで低減させたい」として、先月16日に販売自粛に踏み切った。消費者庁が8日、許可取り消しに向けた再審査を行うと決めたことなどを踏まえ、失効届を提出した。

 花王広報部の話「新しい食用油を開発し、改めて消費者庁に特保許可を申請したい」
 普通の油は太るから、健康に良いエコナを使いましょう・・・そういうコマーシャルや、それに踊らされている主婦(うちではありません)を見ていたけど、問題起こる前からうさんくささを感じずにいられなかった。まさにその通りじゃねーか。

 個人的には、食い物については「地産地消」、更に「美味しくないものは駄目」「何らかの付加価値をおおっぴらに宣伝販売しているのは駄目」と思っている。だから料理に一般的に『健康に悪い』バターやラード、ヘッド(逆にマーガリンは使わない)なども普通に使うし、「特保」なんてのに金を使ったことすらない。それで良いと思う。

 油の大量摂取が体に悪いのは当たり前。でも、使っても「これは体に付きにくい油だから」と言うような姑息な手段はどうも好きになれないんだよ。だったら最初から使わない。健康のためにあくどく合成するぐらいなら、自然のままの油使うわ。地元にそういう油(菜種油)製造しているところあるからね。

 第一、今の研究では、痩せすぎは逆に死期を早め、しかもそこに行くまでの過程が悲惨だ、と言う話もあるから。


「メタボ論争」小太りが長生きだった

2008年5月11日 しんぶん「赤旗」日曜版 

 メタボ健診の対象は40〜74歳(ここでも75歳以上は差別?)。
メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)を見つけよう、というものです。該当者は、主に肥満改善のために保健指導を受けることになります。(以下、要約)
・「小太りが最も健康と言う信頼性の高い研究もある」
・「そもそも腹囲の基準値には科学的根拠がありません」服部真・城北病院副院長
・「腹囲の大きい人が早死にする根拠はない」某・生命保険研究所
・40〜59歳4万人を10年間追跡調査した結果
男性:死亡率が低いのは、BMI 23〜26.9 (筆者はこの範囲に居る)
高いのは、上記未満および、これを超える人
女性:同じく BMI 19〜29.9 (女性の方が安全範囲が広い)
いずれにせよ、BMI 30 を超えると急速にリスクが高くなるので要注意!
 
また、急激なダイエットも却って健康を損ねることも多いとのこと。

「危険要因をもつなら、その対策が必要です」
「重要なのは、その危険要因の背景にある社会的要因です。労働環境、働き方暮らし方です」服部副院長  

 ・・・どうでしょう?健康にいいなんとか、をつかってダイエットして、長生きするのって?しかも、今回のメタボに関しては、国誘導だろ?何らかの金の流れで儲ける役人がいるからでしょ?こんなの?

 更に、長生きは良いことだけど、その生きる時間を何に使うか、だよね。ケアプランのリハビリでも「じゃ、そのリハビリを行って、何をしたいか?」と言うのを重要視するわけだから。手段を目的にしちゃいかんのよ(そういう勘違いしてプラン作ってるケアマネさん、実は結構います)。

 「健康に良い」・・・だから何?そういえるだけの知識ぐらい身につける事は必要かもね。

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posted by y-burn at 12:53| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月22日

広く知識を身につけることを否定しないのが良いケアマネ。

〜栗林旧陸軍大将の論文発掘 軍の旧態鋭く批判〜

 映画「硫黄島からの手紙」などで知られる旧日本陸軍の栗林忠道大将が、中尉だった1919(大正8)年に発表した軍の旧態を批判する論文を、出身地・長野市の「人間・栗林忠道と今井武夫を顕彰する会」(井上昭英会長)が発掘した。同会は「軍でタブー視されていた体質を批判する勇気ある内容で、栗林の面目躍如たるものがある」としている。

 栗林大将は1891(明治24)年、西条村(現長野市松代町)生まれ。長野中学校(現長野高校)卒業後、陸軍士官学校に進んだ。1944(昭和19)年、中将で硫黄島守備隊総司令官に着任。米軍上陸後、大将に昇進し、最後の総攻撃で戦死した。

 論文は「吾人(ごじん)ノ軍事知識以外ノ知識ノ著シク低級ナルハ争フベカラズ」と題し、陸軍将校の親睦(しんぼく)会の機関誌「偕行(かいこう)社記事」に寄稿。当時の将校が軍事以外の知識は不要としていたことを批判し、部下を心服させるためには民主主義や一般常識も広く学ぶべきだと訴えている。

 顕彰する会は、栗林大将とともに、中国との和平工作に尽力した同窓の今井武夫少将の功績を広めようと、長野高校OBを中心に今年3月発足。今月8日に開いた勉強会で、会員の川上昭三さん(81)が知人から譲り受けた資料の中から、論文の2次資料を発見した。

 同会は24日、2人の肉親を招いた集会を長野市民会館で開く。長野高校管弦楽班による演奏もある。入場無料。問い合わせは、同会事務局=電026(296)0093=へ。

 太平洋戦争の是非をこのブログでは問うことはないんですけどね(個人的には当時の列強に仕組まれた戦争だ、とは思っていますが)。この批判っていうのは、この時期の陸軍だけに言えることではない、と思います。

 福祉に限らず、いませんか?あなたの周りに「偏向したスペシャリスト」は?ああ、確かに特定のジャンルについては詳しいよ、でもそれ以外のこと何にも出来ないのが?少なくともこれまでおいらの働いた周辺には結構いました(最も、そのレベルですらないチンピラレベルもいたがな)。

 福祉に限って、もっと限定すればケアマネージャーは「この分野だけに強い」では利用者に適当なサービスを提供することは出来ないわけです。具体的に言えば、看護上がりのケアマネは医療には詳しいけれど、それ以外の福祉や介護保険法についてはからっきし、てケースもあります。それ以前に社会の仕組みも分からないケースも実はあったりしませんかねぇ?

 この世界にはスペシャリストが必要なのは否定しません。でも、「福祉バカ」「ケアマネバカ」(それ、うちの施設ケアマネwww)ではいけない、と思う。総合的な知識で、的確な判断が出来る事が必要でしょうね。自分は少なくともそうありたい、と思って仕事しています。でも、果たして今ケアマネをしている人間がそういう認識を持って働いているのか、と言えば・・・違う、と思う。相当な苦言なのかも知れないけど、これまでケアマネで人格的にも仕事的にも感服した、と言う人には2.3人ぐらいしか会っていないからねぇ。まぁ、研修などで会って仲良くなることがなかなか・・・なのが現状だから、とは思うのだけど。

 栗林大将のような、軍人としても一人の人間としても人格者な介護従事者はいないのかなぁ?将来的には自分はこうなりたい、と思うのだけど。ま、昔の人に学ぶことも多いな、と言うことで。


posted by y-burn at 17:38| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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