2012年01月29日

今回の介護報酬改定の感想...「僕には明るい未来が見えません〜!」いや、冗談抜きでだよ。

〜介護報酬改定、ネット上で否定的な声多く 〜

 2012年度からの新たな介護報酬が25日、小宮山洋子厚生労働相に答申され、決まった。メディアの報道を受け、短文投稿サイト「ツイッター」には投稿が相次いだが、改定を否定的に受け止める声が広がっている。特に、新サービスでのヘルパー不足、国が推進する施設介護から在宅介護への移行、生活援助の時間区分見直しなどに懸念の声が上がっている。

 12年度の介護報酬改定では、高齢者が住み慣れた地域で暮らし続けることを目指し、一日複数回の定期訪問と随時の対応を組み合わせた新サービス「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」(24時間訪問サービス)が創設されるほか、年度末で終了する介護職員処遇改善交付金に代わり、ほぼ同要件の「介護職員処遇改善加算」が新設される。また、訪問介護の生活援助サービスについては、基準となる時間区分が60分から45分に見直された。

 24時間訪問サービスの創設に関しては、「24時間ヘルパーが来る体制と言ったって、職員が少ないんだから、来れないのが現状なのに。現状知らない人が作ってるとしか思えない」「人手足りねーってゆってんのに24時間体制のサービスって(笑)」など、サービスを提供できるだけの人材を確保できるか疑問視する指摘が相次いでいる。
 また、「施設から在宅介護への移行を図る」との12年度改定の方向性に対しても、「家で介護できるなら最初からやってるから」「介護施設を作る資金も人手もないから、在宅介護重視と言っているとしか思えない」「そこまで家で見たいというニーズは少ない気がします。多くの方が『それなら入院されてくれ、疲れたよ』が本音ではないのでしょうか」など、否定的な意見が見られた。

 生活援助の時間区分見直しに関しては、「生活援助がまた削られるのか。またヘルパーさん泣かされるのね」「生活援助が〜45分って、何が出来るんだろう。出来る人には出来るのか」「大半はそれで終わるというけど、終わらないこともよくあるって。単価も引き下げだし、ヘルパーに影響ないといいけど…」など、ヘルパーへの影響を懸念する声が続出している。

 このほか、「『介護職員処遇改善加算』を創設というが、現行維持さえ疑問だ。4万円の賃金アップという民主党の約束はどこへ?」「4万上げるって言うのが実質現状維持。ほらね。もう無理なんですよ、民主党さん」など、09年の衆院選マニフェストで介護労働者の月額賃金4万円引き上げを掲げた民主党に対する失望の声もあった。

 pdfでとりあえず目を通しましたが...ちょっと訳解らない項目なども有り、流石に全体的なコメントはしづらいので、自分が今仕事している「特定施設入所者生活介護」についてだけ言及させていただきます。

 なお、3/15に鹿児島市のみなみホールでカクイックスウイングさん主催で講演会をやってくださる、との事で、これに参加後再びコメントはさせていただきますが...。

 まず、入所費は基本的に一日当たり−11単位〜−13単位の単価減です。一月一人当たり4〜5000円のダウン、という事。めちゃくちゃ荒い計算ですが、50人満床の施設で、職員数で言うなら一人は減らさないとこれまでと同じ賃金は確保できない、という事ですかね。ここのところの経済状況や介護福祉の流れからしてある意味予測できていた事では有りますが、特に賃金計算などを行う事務方はビックリしただろうな、という事は容易に想像できます。介護職員処遇加算が付いていてもだから何?と言うレベルなんでしょうね。一人4万円の賃金アップは望むべくもない。

 民主党のうそつき♪



...民主党が緒川たまき嬢並に可愛ければ許すんですが、そうじゃないし、何しろ生活に関わるので....

 それと新設された見取り介護加算。要件を充たせる施設が幾つあるか...。要件として

1.医師の診断で回復の見込みがないと診断されたもの
2.ケアプランで利用者家族の同意があること
3.医師、看護師、介護士がしっかり連携し、随時介護が行われている事
4.夜間看護体勢加算を既に算定している事

以上の4つが上げられます。
1.3.の要件はそう難しくないとは思いますが、問題は2.4.ですかね。そもそも夜間看護体制加算を算定している施設はそう多く無いように感じますし。

 一番の問題は2.では無いかな、と。これねぇ。もう直ぐ死ぬ人に対してのケアプランを作って家族や本人に了承を得る、と言うのはお互いの心理的にも相当難しいはずです。

 これ、自分自身経験あるんです。

 以前も紹介したケースですが。

 在宅時代、末期の膀胱ガンで余命半年と言われつつ、9年生きている男性のケアプランを作成したことが有ります。ガン末期と言う自分の居た事業所では自分しか請け負ってないケースで、前の担当者も相当悩んでプラン作成していたのが記録を見て容易に理解できました。

 介護サービス自体はベッドとその付属品のレンタルのみでしたが、最初あった時から「兄さんな元気でよかね」と言われ、毎日甲斐甲斐しく介護されながら、喧嘩しつつも仲がいいご夫婦の家を訪問するのは楽しくて、つい長居してしまったり、別の用で出かけた際にふと寄ってみたりということも有りました(月一回の訪問でいいのに月4回ぐらい訪問したことも有りました・・・土曜日の帰りに寄り道したりね)。

 で、いざプラン作成、となるとこれが...。

 基本、現状維持が精一杯のケースで、リハビリが云々とかは最初から考えられるものではない。何しろ疼痛が始まるとそれまで庭を歩いていた方がいきなり寝たきりになるんだから...。今を生きる、という事を念頭に置いて余計なサービスなどを入れず、とにかく主治医との連携を...とか考えて考えて、とにかくこの方のプランは難産だった事を覚えてます。

 で、担当者会議。

 本人とその奥さん、レンタルサービス業者と主治医で行った(最後の数分だけとはいえ、実際に主治医参加したケースはこれだけでしたね、今考えると)のですが、会議が終わっていざ印鑑をもらう段階になると、本人と奥さん、涙浮かべているんですよ。

 え?まずいプラン作ったのか、俺?と思ったのですが実際は逆でした。

「いままで色んな担当さんがいて、毎回私たちの為に一生懸命すばらしいケアプランを作ってくださる。本当にありがたいことです。ここにいる皆さんがいるから『あと半年の命です』といわれつつも9年間生きてこれた。こういう素晴らしい方々にあって、真剣に考えてくださることに感謝しています...」

 このときは事業所内でパワハラを受けていたり色々あって、軽いうつ状態になってた時期なんですが、自分のやってきたことが少し報われたかな、と言う気がしました。うん、清清しかった。あとで主治医にも珍しく「良かったわね。こういう出会いも大事なのよ」と言われました。

 それから数ヶ月後、配置転換でグループホームに移る際に自宅で挨拶した時も「本当に色々ありがとう、元気でな〜」と笑顔で送ってくださったのは忘れません。それから数十日後、その利用者は天に召された、ということを主治医から直接聞きました...。

 ...見取りの為のケアプラン、毎回こういう風に上手くいくとは思えないんですよね。在宅と施設では違うだろうし、また、このケースはある意味稀ですので上手くいくよ、とも断言できない。もともと維持改善のプランは日常作っているのですが、現状維持のみのプラン、また何時急変してもおかしく無い事をスタッフ全員に周知徹底するのは実際困難では無いか、とも考えます。うちの場合看取り介護のノウハウは自分を含めてないわけでは無いけど、要件充たせなさそうですので...

 あともう一つ。ショートステイについて。

 これはねぇ...。うちは他の介護サービス事業を行っていない単独型なんですが、難しいだろ。

 ある意味サービスをなんでも持っている施設の独壇場では無いか?と思います。特に居宅支援を持っていれば、そちらから流せるわけですからね。あと80/100といわれている入所者数も場合によってはネックになるのでは...?有料老人ホームは価格の高さから敬遠される傾向もあるし、明らかに価格の安い特養待ち、グループホーム待ちで利用する方も多いですから。

 あと、この間の笑福会鹿児島の新年会でも言われているんだけど、県内の特養の殆んどが増床を始めており、それに伴い職員募集を大量にかけている現状が有ります。実際これで有料老人ホームは入所者の転床、職員の退職後の移動等、かなりの打撃を受けているんですよね...。

 介護付き有料老人ホームは特養とほぼ変わらないサービス内容なんですが、以前から特養並の報酬も加算も付いてないし、今回も...特養を超えるサービスは特定施設には必要ない、という事なんでしょうか?

 見れば見るたびに

「僕には明るい未来が見えません」
by Kenso

という言葉を思い出すような内容かな。ただこれでめげないで毎日やっていくのが大事なのかな。

 でも、本気で副業始めるべきなのかねぇ...。 

blogram投票ボタン





posted by y-burn at 13:01| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月16日

グループホームに限らず、施設入所に際して考えるべき事は、「人」である。

〜必ず見学 グループホーム〜

介護方針 施設で異なる

 グループホームは、認知症のお年寄りがスタッフのサポートを受けながら少人数で共同生活を送る施設だ。民家のようだったりビルの中にあったりと様々。

 ホームごとに介護方針も異なる。専門家は「複数のホームを見学して、お年寄りにあったものを選んでほしい」とアドバイスする。

 横浜市都筑区のグループホーム「横浜はつらつ」には、27人のお年寄りが暮らしている。2階建ての一般住宅のような外観。その中に、9人で構成する共同生活の単位「ユニット」が三つある。ユニットごとに台所や浴室などが設けられ、日中は3人、夜間は1人のスタッフが世話をする。

 入居者には全員、広さ6畳の個室があり、私物を置いている。起床は午前7時半と決めてあるが、実際はそれぞれの生活リズムに合わせている。日中はみな共用スペースで過ごすことが多い。洗濯物をたたんだり食器洗いをしたりしながら、なるべく自立した生活を送るように配慮されている。費用は部屋代、食材費、水道光熱費、管理費、日用品代、介護保険の1割負担などで月額計15万〜18万円程度。

 認知症の女性(88)が入居したのは8年前。当時、要介護3だった。「ケアマネジャーの紹介で見学に来たら、とてもにぎやかで楽しそうだった」と、長女(63)はここを選んだ理由を語る。現在、母は要介護5まで病状が進んでいるが、「ほどよいサポートを受けながら、穏やかに生活しています」と話す。

 グループホームは、介護保険法では「認知症対応型共同生活介護」と呼ばれる。施設介護ではなく、地域密着介護に位置づけられる。認知症で要介護1以上の人が対象。厚生労働省によると2008年10月現在、全国に9292か所あり約13万2000人が入居している。

 入居については、ケアマネジャーや役所の窓口に相談する。原則的に、お年寄りが居住する市区町村内のホームにしか入居できないが、例外もある。

 グループホームは、老人ホームなどの関係施設に隣接する「併設型」と、「単独型」に分類される。「横浜はつらつ」は介護老人保健施設に隣接する併設型。所長の田中香南江(かなえ)さんは「普段から医師や看護師と連絡を取り合っているので心強い」と話す。

 一方、単独型は、施設のイメージが薄い分、より地域になじみやすく、お年寄りも普通の生活を送りやすいとされる。

 介護方針はホームによって様々。高齢者ケアに詳しい熊本大医学部保健学科の永田千鶴准教授によると、施設に比べてグループホームは小規模なので運営者の考え方が介護方針に反映されやすいという。散歩や創作活動などに積極的なホームもあれば、のんびり過ごすことを重視するホームもある。「どちらが良いかは一概には言えないので、実際に見学して雰囲気をつかむことが大切」と話す。

 気になるのは、防災面。総務省消防庁によるとグループホームでは、火災報知機や自動通報装置、消火器の設置などが義務づけられているが、スプリンクラーは275平方メートル以上の施設に限られる。「入居前に、こうした設備が整っているか確認するべきです」(同庁予防課)という。

◇グループホーム選びのチェックポイント
 ・単独型か併設型か

 ・祭りへの参加など地域とのかかわりがあるか

 ・入居者が食事作りをするなど、自立した生活が送れるように配慮しているか

 ・すでに入居している人の症状はどうか(友達関係を作れないと寂しい思いをする可能性がある)

 ・終末期でも退去せずに生活できるか(「看(み)取り」に取り組むグループホームはまだ少数)

 ・注射や人工栄養などの医療行為に対応できる看護師などの資格を持つ職員はいるか

  ◎永田准教授の話を基に作成

 この程度なら、おいらも実は何年か前まではグループホームの副施設長という肩書きだったので、ある程度説明できるんだけど・・・。

 ここで書かれていない、施設入所に際しての注意すべきポイントを書いてみましょうか。現場からのアドバイスとして。

1.職員の表情や言葉遣い、就業してからの勤務している期間を注視すること・・・職員の表情の暗い施設はたいてい幹部クラスが良い待遇を与えていないことが多いです。冗談も言えないような環境に、自分の身内をおく事を考えると、どうでしょうかね?言葉遣いが借りに良いとしても、世の中には「言葉遣いが良くてもその態度が・・・」と言うシチュエーションもある。暖かい言葉をかけているかどうかの方を重視した方が良いでしょうね。それと、職員がころころ変わるような施設は基本的に駄目。さっき言った幹部クラスの実務職員に対する待遇が良くないことがここでわかります。だから、本当は一度じゃなくて、少し期間を空けてもう一度見学することをお勧めします。

2.第三者評価を参考にしないこと・・・wamnetで第三者評価を見て、施設選びの参考にしているケースはそう多くないとは思うんだけど、実際はどうでしょう?あまり知られていることではありませんが、第三者評価はその評価の際に、必ずそれなりの準備をしています(この場面、前号のイブニングのヘルプマンで描写してましたね、あっちは監査ではあったけど)。つまり、普段あるがままの姿で評価を受けているケースは殆どありません。つい最近虐待などで問題になった介護保険施設の評価を調べてみましたが、だいたい「おおむねよし」な評価です。むしろ自分の目や、近隣や従事者の評判を聞いてみた方がよろしいか、と思います。なお、wamnetを運営している福祉医療機構は独立行政法人です。こここそ仕分けしろや、と思っている現場の人間はかなり多かったりします、実は。

・・・今さっと思いつくのはこれぐらいですかね。特に職員の表情や動向はチェックすべきだ、と思います。実際のサービスで一番重視しなければならないこと、この教授さんは忘れてますがwww

 ま、施設入所に際しては、本当にじっくりと、自分の目と耳で確認する事をお勧めします。一度捕まってそのまま某医療法人をたらい回しの状況の、集金システムに取り入れられるかわいそうな高齢者、何人も見ているだけに、ね。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 10:47| 鹿児島 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月22日

 人を助ける「介護保険」というサービスが、人を助けられない・・・これではいかんのよね。

〜介護保険料「住民負担は限界に近い」…読売調査〜

 9割の市町村が、制度の持続性に疑問を持っていることが明らかになった読売新聞社の介護保険全国自治体アンケート。保険料上昇への懸念が強まるなか、抜本改革を求める声は強い。

 「特に要介護度が低い人は、介護サービスを受け過ぎないようにすることが大切です」
 介護保険料が全国一高い青森県十和田市。市が発行する「介護保険だより」には、保険料上昇を抑えるため、市民にサービス利用を手控える呼びかけが並ぶ。

 同市の介護保険料は、全国平均(月4160円)より1610円高い月5770円。介護施設の利用率が高いことなどが原因だ。市では、筋トレなどの介護予防事業に力を入れるが、高齢化で保険料の上昇は抑えられそうもない。小山田久市長は、「市の努力だけでは限界がある。介護保険財政の税の割合を上げるべきだ」と訴える。

 介護保険の持続性に疑問を持つ市町村は多く、現行のままで制度を維持できると考える市町村は12%に過ぎない。2000年度に3・6兆円だった介護保険の総費用は、09年度には7・7兆円に増加。当初月2911円(全国平均)だった保険料も1・4倍になった。

 12年度の介護報酬改定では、介護職員の待遇改善のための報酬引き上げが見込まれており、保険料がさらに上昇するのは避けられない見通しだ。だが、調査で住民に負担を求められる保険料の限界を聞いたところ、最も多かったのは「4000円台」(56%)。既に負担の限界に近いといえる。介護保険料の上昇は、「介護保険の運営で特に困っていること」を尋ねた質問でも、72%とトップだった。

 市町村からは、「年金から介護、医療保険料を払い、残る金額で介護サービスを受けようとしても、満足するサービスが受けられない高齢者が多い」(岩手県の町)などの声が寄せられた。

 71%が賛成した税の負担割合の引き上げについて、長妻厚生労働相は、「12年度改定で、必要であれば議論する」としている。仮に税の割合を現行の50%から60%にすると、現在でも7000億円が必要になる。また、利用者の自己負担割合(1割)の引き上げについては、「一定所得を超えた人に限り実施」(36%)、「特定の介護サービスに限り実施」(9%)、「一律に実施」(6%)など、肯定的な回答が条件付きを含め、過半数に上った。
 この記事でわかるのは、既に介護保険法、と言う法律が破綻寸前である、という事。いや、ある意味破綻しているのかな?

 過去のことを言えば、介護保険そのものも最初で彩福祉事件でミソがついたはずの代物。これを結局通した理由は、「介護保険法を成立させることによる、厚生省の天下り先の確保」では無かったのだろうか?とも邪推されるし。それに以前からあった「デイケア」サービスに高い報酬をつけた理由も、医師会からの圧力だろうし、ケアマネが福祉関連の資格取得者だけからの選抜でなかったのもさまざまな医療関連の政治的圧力団体からの口出しがあったんだろうね・・・そもそも施行前から問題ありだったわけだ。

 で、施行後も実は問題は山積している。介護保険は施設入居であっても、家族の力を必要とする(ケアプランに対してOK出すケース多いからね)。これが在宅で家族と同居であれば更に自宅での介護の身体的・心理的疲労はただならない状態になる(このブログとリンクしているあのまさんのところなんてまさにそうです)。それをどう支援していくか、がケアマネの腕、なんだけど、そのケアマネの腕もあまりにも・・・なケースも多い。ケアマネに対しては現在の更新だけではダメで、更なる研修を本来必要とするはずなんですが、それも上手くいっていない。そもそも、多忙すぎて研修すら出来ない(うちのケアマネは・・・あれは「基本的ケアマネの仕事のサボタージュ」だからちょっと違うけどな)状態に追い込まれている事も多いから。根本的に言えば、金銭的問題も多い法律でも有りますからね。年金4万円で保険料全部引かれて、月1万円で生活している高齢者も鹿児島は多かったりするしね。

 で、保険料が上がる、と言う事については、実際避けられないことではあるんだけど、おそらく、だよ、国は現在の40歳以上の保険料徴収から、おそらく20歳までその徴収年齢を下げると思う。しかし、これをやっちゃうと、「介護保険は破綻しています」と自ら認めることにも繋がるわけで、そういうものに喜んで金を出すのかね?国民は?阿久根市長をtwitter上で馬鹿にしていた奴が「ああいうサービスを国民はただだ、と思っている」とか戯言ぬかしていやがったが、既にそういうレベルでの話は10年前のことなんだよな。実情も何も見ない奴が偉そうに福祉語ってるんじゃないよ・・・。

 こうやって考えていくと、福祉と言うシステムを維持、及び発展させていくには、国が富んでいる、という事が条件の一つに成る。当たり前の話で、国の経済が破綻していたら、それこそ医療も福祉も二の次になるからね。国の負担を増やすのなら、それなりの経済対策を打ち出さないといけないんだけど、今の民主党にそれが出来るとは到底・・・

 色々書いたけど、今年立案し、来年から施行される介護保険法の改正と介護報酬の改正。これはわれわれ福祉従事者だけじゃなく、国民全員が無視できないものである、という事は理解しておかなければならないだろう。旧体然の介護保険法のままであれば、われわれ従事者は黙っているわけには行かないからね。「特に要介護度が低い人は、介護サービスを受け過ぎないようにすることが大切です」・・・こんな馬鹿なことを保険者が言う様な「血も涙もない」法律なら、いっそのこと措置時代に戻してしまえ、とも思っても仕方ないでしょ?

 人を助けるサービスが、人を助けられない・・・これではいかんのよね。本当に介護保険が弱者でも安心して暮らせる法律にならないと・・・

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 14:09| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月18日

入所に壁を作るな、という話ではなかったのかな?

〜特養ホーム 「医療も必要」入所の壁〜

 「この人は『胃ろう』だから、今回も入所は難しいな」

 東京都内の特別養護老人ホーム。入所申込書と待機者リストとを見比べながら職員が話 し合う。リストの上位にはいつも、見覚えのある名前がズラリと並ぶ。要介護度が高いなど優先順位は高いにもかかわらず、入所できない人たちだ。

 後回しになるのは、腹部に穴を開けて管で胃に栄養剤を流し込む「胃ろう」があるなど、医療が必要な高齢者に多い。「そうした人たちを受け入れる体制が十分ではないので……」と、職員が言う。

 もともと、要介護者の「住まい」である特養に医師は勤務しておらず、看護師も少ない。一方、胃ろうの 処置やたんの吸引などの「医療行為」は、介護職員には法律上認められていない。医療が必要な人の入所を制限する特養は多い。

 医師がいる老人保健施設でも状況は変わらない。

 「発熱の入所者さん、肺炎のようです」「そうか……」。横浜市のある老健で、看護師から報告を受けた施設長は表情を曇らせた。老健の場合、介護報酬の中に治療費や薬剤費も含まれているが、肺炎で抗生物質を多く投与しただけでも施設の持ち出しになる。「老健 は、自宅に帰すためのリハビリを行うのが本来の役割。医療が必要な人も受け入れたいのはやまやまだが、多すぎると経営に響く」と施設長は打ち明ける。

 胃ろうがある、たんの吸引やインスリン注射が必要、頻繁に肺炎や感染症を起こす――。高齢化や、長期入院の見直しなどで、介護現場に医療が必要なケースが 増えてきた。受け皿だった療養病床は、国の方針を受けて減少している。医療と介護が必要な人は、行き場を失っているのが現状だ。中には、劣悪な環境の無届けホームに入らざるを得ない場合もある。

 こうした事態に、国も対策に乗り出した。昨年から今年にかけ、特養の介護職員に医療行為の一部を 行わせるモデル事業が全国125の施設で実施された。

 その一つ、千葉県匝瑳(そうさ)市の特養「松丘園(しょうきゅうえん)」。「胃ろうのチューブを差し込む時、確認することは?」「取り付け部分からの漏れがないかどうか……」。介護職員の林宏美さん(25)が、看護主任の家鍋(やなべ)芳子さん(62)の指導を受ける。江波戸(えばと)美代施設長は事業を評価しつつ、「医療行為を解禁するから医療が必要な人をどんどん受けろ、では困る。看護職員を増やせるような体制づくりを検討してほしい」と注文する。

 「複数の病気があり、生活に支障をきたす高齢者が増え、専門医療が必要なのに、特養などはそれに対応できていない。見直しを急ぐ必要がある」。鳥羽研二・国立長寿医療センター病院長は話している。
 確か、介護保険法の条文の中に「正当な理由なく、入所を拒んではならない」と言う文言が書いてあるんですが、胃ろうや痰の吸引やインスリンなどがそれに当たるわけですか・・・で、その尻ぬぐいをしているのが現状在宅であり、特定施設なんですね。

 介護に医療の知識や技術が必要なのは、介護保険創設前から分かっておかなければならなかったことであり、今更それを・・・と言う気もしますが。そもそも、そう言う「高齢者がかかる病気」については介護従事者も知識を持たなければならないんですが、現状、意外とその知識がなかったりする人間、多いです。これは勉強不足、では済まないわけで、最低限の知識持ちましょうや(ケアマネですら持っていないケースもあります)。もっといえば、介護福祉士の学習過程にこの医療行為の一部をそのまま施行できる形であったなら、とも思います、正直。それであれば、施設内の地位、と言う意味でも今のような状況ではなかっただろうと思うんですがね。

 特養に限らず、医療と介護はそもそも表裏一体であること。それが最初からわかっていなかった当時の厚生省のミスの穴埋めを、従事者が現場でしている、と言うのが現状です。看護師雇えばいいじゃん、と言う安易な話では有りません。余剰の看護師雇えるほどの介護報酬をそもそも設定していないんですから。要介護になる病気があるから、施設入所が出来ない、と言うのはまさに本末転倒以外の何物でも有りません。そこを突き抜けると今度は「無認可の老人ホーム」位しか行き場は無いわけで・・・。

 次回の改正でそのあたりも考えないと、更なる介護難民や介護由来の悲劇を生むことになりかねない。最終的には国家そのものを揺るがしかねない状況になるやも知れません。弱者も救えない法律、で働きたくないしね、自分らも。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 08:00| 鹿児島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月08日

介護保険で救われる命、失われる命。どちらも存在している現状って。

〜脱「家族頼み」道半ば〜

 落ちこぼれだがハートは熱い高校生・百太郎(ももたろう)が、介護の世界に飛び込み旋風を巻き起こす――。漫画雑誌「イブニング」(講談社)に2003年から連載中の『ヘルプマン!』が、若者たちの間で反響を呼び、高校の教科書で紹介されたり、大学の教材として使われたりしてい る。

 「この漫画ができたのは介護保険のお陰。男性の介護職員が増えたことで、リアルなドラマになった」と担当の編集者は話す。

 介護保険の利用者は、制度が導入された00年の149万人が、現在は396万人(09年)に増えた。介護への社会の関心が高まると同時に、家族の負担軽減 も進んでいる。

 「地獄の毎日だったが、介護保険に救われた」

 自宅で認知症の妻を介護する東京都港区の小林紀夫さん (76)は言う。妻の道世さん(72)が若年性アルツハイマー病とわかったのは11年前。はだしで近所を歩き回るような状態だったが、当時はデイサービス 施設が少なく、週2回しか通えなかった。だが、介護保険が始まると事業所が増え、要介護5の道世さんも週6回の利用が可能に。「自宅で一緒に暮らしたいと いう願いがかない、うれしかった」と紀夫さんは振り返る。

 一方、介護をめぐる悲劇が後を絶たないという現実もある。

 山形県内で昨年4月、介護に疲れた男性(85)が認知症で寝たきりの妻(当時82歳)の首を絞めて殺し、執行猶予つきの有罪判決を言い渡された。男性自身もが んを患っていた。介護・医療費負担が増え、貯金を崩しながらの生活に追いつめられての犯行で、自分も首をつろうとしたが死にきれなかった。

 判決で裁判長は、男性の心身の負担が限界に達する中、09年4月からの介護料金値上げを知ったことが犯行の引き金になった、と指摘。「精神面でも経済面でも、介護者の不安を払(ふっ)拭(しょく)できる施設や施策が十分にあるとは言い難い」と述べた。厚生労働省による と、こうした介護殺人や心中は、06〜08年度の3年間だけで全国で少なくとも82件に上る。

 定着しつつあった介護保険だが、国の社会保障費抑制策を受けて05年秋以降、利用料が上がり、一部のサービスが使いにくくなった。背景には、当初は年間4兆円だった介護費用が、高齢化で14年には10兆円を超える、という試算があった。制度見直しで、「せっかく進んだ『介護の社会化』が後退してしまった」と、高齢者問題に詳しい作家の沖藤典子さん は指摘する。

 介護保険がある国はドイツ、韓国など少数で、給付が手厚い日本への注目度は高い。だが、家族に頼らなくても、老後を安心して過ごせる社会への道のりは、まだ遠い。
 『ヘルプマン』はコミックス単行本では読んでいませんねぇ。イブニングでは読んではいます。話題になっている事も良く知っているんですが、読む機会がなかなか、という感じで。しかし、イブニングでの今の状況は、それはそれですごいな、と思います。入所者による施設内自治会ねぇ・・・。内職とか出来るのであれば、それで施設の収入を得る方法もあるわけだが。

 介護保険法施行当時の倍以上に要介護者は増加している。もちろん、介護保険で助かった例も多い事だろうが、逆に介護保険で負担が多くなったり、今まで利用していたサービスから外れて・・・ということもある。

 自分が知っている例を挙げましょうか。介護保険改正(要支援が出来る前)前に要介護1でデイケア週二回利用のNさん。改正になったら、デイケアでがんばってきた結果、要支援2となりました。で、それまでのデイケアは利用不可能になったわけです。なじみの友人と別れたが故に、社会的活動が出来なくなり、自宅でぼんやり過ごす日が多くなりました。ある日自宅で転倒骨折、入院中に認知症の発症。それもかなりのペースで進行し、今やADL全介助で、口腔摂取も出来ず経管栄養で命をつなぐ状態まで悪化した。回復の見込みも失われて・・・。こういう事もあるんです。

 前々回の改正は、そりゃ酷いもんでしたよ。現場からすれば。ケアマネとして、デイケア利用料のアップ(所謂ホテルコスト)についての説明をすると、「もう行かない」とか「昼飯代を払わないで、なんとかならんの?」とか。あれで介護保険に幻滅した利用者も相当数いた、と考えられます。こんなんで「介護の社会化」だと?寝ぼけるのもいい加減にして欲しい。更に言えば、「介護の社会化」とはいうものの、それには家族の負担が大きく関わってくることもまた事実。家族無しでそもそも在宅介護は無理な話です。じゃ、施設がある、と言われるでしょうが、行政にとっては施設はこれ以上増やす方向性ではないんですよね。現に鹿児島市は、これ以上の入所系施設の新設は、よっぽどのことがない限り許可を出す予定はない、と聞いていますし。

 介護保険がこれからどうなっていくかどうか、それは来年の制度と報酬の改正にすべてかかっている。「介護士の給料がもっと高くあるべき」と言いきった民主党のこと、今までのような生ぬるい改正をする様であれば、現場は黙ってはいない。今の社会政策ではすべての人を最大限に幸せにすることは出来ない、それは理解している。しかし、出来る限りのことはすべきだし、そのために我々介護従事者ががんばれるのであれば、それはそれで望むべき事でもある。当面の目標として、医療保険と介護保険を成功させ、海外から視察団が来るぐらいの高医療福祉国家にするのはいかがかな?日本人の英知があればそれは出来るはずだよ。

 どの世代も、どの立場の人間も、安心して人生が送れる環境作り・・・それが「いのちをまもる」こと。「いのちをまもる」仕事をしている医療福祉従事者はその仕事を誇るべきだ。

 まずは「介護土方」なんていう、最低の言葉を言葉をなくそうよ・・・。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 11:11| 鹿児島 | Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月02日

本当に必要ですか?介護サービス情報公表制度?

〜介護内容調査で虚偽報告…浜松の指定機関 県が全国初の行政処分〜
 
 県は29日、介護サービス情報公表制度で県から指定を受けて介護事業者の事業内容を調査している「アイアールネットワーク」(浜松市中区伝馬町、榊原修社長)が、虚偽の調査結果を報告していたなどとして、同社に対し介護保険法に基づく改善命令を出したと発表した。

 処分は26日付。2006年度の同制度の開始以来、県の指定を受けた調査機関が行政処分を受けるのは全国初という。

 同制度は、利用者が適切に介護サービスを選べるようにするため、年間に100万円超の介護報酬を受け取る事業所に対し、サービス内容や運営状況などを公開するよう義務づけている。公開された情報に誤りや虚偽の内容がないかどうか、県から指定を受けた調査機関が事業所を訪問して確かめている。

 発表によると、同社が08年度に行った23件の調査のうち2件では、実際には事業所を訪問せずに虚偽の調査結果を作成して県社会福祉協議会に報告していた。そのうち1件は手数料も徴収していた。

 同社の担当者は県に対し、「忙しかったため放置した」などと話しているという。県は「公平、公正な調査を行うはずの指定調査機関として許し難い行為」として、4月30日までに再発防止や社員教育の計画を報告するよう同社に求めた。県によると、計画の内容を精査するため、同社が2010年度に調査機関として指定される可能性はなく、実質的に10年度の指定を取り消すことになるという。
 介護保険法という法律の中で、一番納得行かないのがこの「第三者サービス公表制度」。これは実は日本中の施設のサービス内容をWAMNet閲覧する事が出来るのですが、情報公開の世の中、いい制度だ、と思うのは素人の浅はかさでありまして。

 以前このブログでもこの制度の事を取り上げたことがあったけど、今一度言います。まず、この制度の欠点として挙げられるのは、「調べられる施設から料金を徴収する」と言う点。おいらがグループホームで働いている時に事務方にいくらかかるか聞いたけど、ま、37型のデジタル液晶テレビが買えるぐらいの値段でしたね。これが無償であれば何の文句もないんですが、このように料金徴収、というのは、どうしても「ヤクザのみかじめ料」としか思えませんよね。

 もう1つ。この第三者評価、どの施設もそうでしょうが、おそらくありのままを公表していない、と思われます。抜き打ちで来ることはまず無いし、何処の施設もそれに備えてある程度の準備をするのが普通です(これは監査も同じことが言えます。霧島市のように抜き打ちで来る自治体も今は有りますが)。要は普段はそこそこ美人な女性が、思い切り化粧して絶世の美人になるのとあまり変わりません(そこそこ美人ならすっぴんでも良いのにね)。

 そういう飾り立てた調査が本当のその施設の状態を鏡で写したものだ、とは到底思えません。むしろ普段の日に直接訪問して、職員や入所者のありのままを見るのがどれだけ役に立つか知れないんですね。場所とか見るだけには使えますが、それ以外は・・・問題のあった事業所の第三者評価を見ても、大きな問題が有ったケースは殆んど有りません。

 その評価内容がたいしたものでないことも問題でしょう。法律に準じて調査内容は決まっています。逆を言えば、そこさえクリアすれば、あとは如何なる問題があっても我関せず、的なものです。職員の離職率、とか、入所者の心理状況、とか、職員間のハラスメントのあるなし、とかは関係ないんですね。職員の定着率がどうあろうが、決まった内容さえクリアすれば問題ない施設、といわれます。

 この評価する団体・・・料金を集める・・・しかもこの評価に対するテキストを相当高い値段で売る・・・これは、ひょっとしたら厚労省のお役人の天下り先に渡っている可能性も否定できません。情報公開、と言う必要性に迫られて、であれば、行政の監査の結果を公表すればそれで良い訳であり、わざわざこのような法人を作るまでしなければならなかったのか?
 
 今回のこの機関のケースは相当悪質であり、弁護する事は何もないのですが、そもそもこのような機関が何故必要だったのか?「介護保険を期に厚労省の天下り先が相当出来た」という事、では無い、と信じたいのですが・・・嘘です。明らかにそうだもん。来年の改正で、この第三者評価機関、というものの本当の役割をはっきり示すべきだし、必要なければここでこの制度を廃止する、と言う思い切ったことも必要かもしれません。

 我々介護従事者は監査や第三者評価にパスする為に働いているわけではありません。利用者の命をよりよいものにするために働いているのです。ここでもある意味、手段と目的の取り違えがある、と思います。もう一度、その存在意義を考えると共に、書類だけでない、本当の介護の有りようを見て欲しい。今は全くそうではありませんからね・・・。

 そもそも、他人のあら捜し、と言う仕事は、世間で最も忌むべき仕事、と思いませんか?監査とかまさにそれ。他人のミスを捜して喜べるほど、ゲスじゃないし、そうはなりたくないなぁ。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 11:41| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月15日

これ以外の問題も不適切な出題あったんだよな・・・実は。

〜ケアマネ試験出題ミス、3千人以上追加合格〜

 昨年10月に各都道府県が実施した第12回介護支援専門員(ケアマネジャー)実務研修受講試験について、問題作成の委託を受けている財団法人社会福祉振興・試験センターは14日、出題ミスがあったことを公表した。

 正答を追加した結果、新たに3500〜3600人が追加合格する見込みという。

 発表によると、介護予防支援に関する「問題21」で、五つの選択肢の中から、正しいものを二つ選ぶ問題なのに、実際には正解が三つあることが、外部からの指摘で発覚した。試験は全国で14万277人が受験。各都道府県が昨年12月、計2万9485人の合格者を発表しており、14日以降、追加合格者を発表する予定。

 介護支援専門員は、訪問介護など介護保険で高齢者が受ける様々なサービスのプランを作るのが役割で、これまでに約49万人が合格している。
問題21 介護予防支援について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 指定介護予防支援事業者が業務の一部を委託できる者は、指定居宅介護支援事業者に限られる。

2 介護予防支援の委託を受けた事業者の介護支援専門員が、利用者の状態の評価を行い、今後の方針を決定し、当該利用者に通知する。

3 指定介護予防支援事業者は、委託先の事業者が作成した介護予防サービス計画原案を確認しなければならない。

4 介護予防サービス計画に特定介護予防福祉用具販売を位置づける場合は、サービス担当者会議を開催しその利用の妥当性を検討しなければならない。

5 介護予防サービス計画に盛り込むサービスの種類は、予防の視点から保健師が選択し、決定する。
 実を言うと、毎年ケアマネ試験の問題の中には、「正答が果たしてこれで良いものかどうか、疑わしい問題」というのは存在しています。これよりも、実は今年度のケアマネ試験は、問34、問35もかなりの不適切問題であり、むしろ最初この話を聞いたときは、そっちなのかな、とも思いました。

 法律自体も何年か一回変化するし、その年にあった高齢者関連のニュースを取り入れないと問題が成立しないような、相当問題作成が困難な試験なのは分からなくもないんですけどね。合格者が3000人増えるの?なら、来年の合格率はもっと下がる傾向にある、と予想せざるをえません。厚労省自体、ケアマネは余っている、と言う認識があるみたいだし。

 財団法人社会福祉振興・試験センターさん、来年の試験はこのような不適切問題で受験者を混乱させないようお願いします。ただでさえ、ケアマネとは名ばかりの、利用者にサービスを押しつける仕事しかしない馬鹿が相当出ているわけだから。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 17:11| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月13日

一次判定の見直し、今日今すぐからでもやるべき。

〜要介護認定「大幅見直し必要」 審査委員の半数〜

 介護保険で使えるサービス量を決める「要介護認定」について、認定審査を担う医師や介護関係者の半数が、「大幅な見直しが必要」と考えていることが分かった。厚生労働省は2009年4月に認定基準を改定したが、「本来の介護度より軽度に判定される」などの批判を受けて、昨年10月に見直したばかり。

 要介護認定は、介護サービスを受けたい人に調査員が聞き取りをし、コンピューターで1次判定する。この結果をもとに、主治医の意見書などを参考にしながら審査委員の合議で2次判定する。

 要支援1から、最も介護の必要性が高いとされる要介護度5まで7段階。介護度が上がるほど使えるサービス量は増える。

 淑徳大の結城康博准教授が09年11〜12月、東京、千葉、京都、大分で2次認定審査を担う医師や介護関係者計310人にアンケート。その結果、1次判定で旧基準と比べて軽度に判定される傾向があると約6割の人が回答し、見直しが不十分だとの認識を示した。

 2次判定で、介護サービスが受けられなくなる「非該当」と判定される人の割合の変化を聞いたところ、約2割の人が「増えた」と答えた。

 また、現在の認定制度について、「問題が多く、早急に抜本的な改正が必要」が26%、「次回の改正時に大幅に見直すべきだ」も22%と、大幅な見直しが必要と考える人が半数近くいた。

 現行制度の問題点について、「1次判定では、在宅の人は軽度に、施設入所者は重度に判定されている」「軽度の認知症の人の介護の手間が1次判定では反映されていない」などの意見が挙がった。

 高齢者福祉に詳しい、仙台白百合女子大の吉田輝美講師は「基準見直しから3カ月程度では、軽度化が是正されたかどうかを見極めるのは難しい。検証には半年から1年程度必要だ」と指摘している。
 理由は簡単。コンピュータの一次判定って言うのは、どう考えても対象者本位の判定が出なくて、お役所優先の判定が出る仕組みだから。

 見直しをした、とはいえ、そもそもこの一次判定、実はケアプランのアセスメントにそのまま使える代物では無い、というのはご存知でしょうか?そういうアセスメント形式もあるんですが、あまりにも課題分析の面に於いて使えない代物です。

 つーか、訪問調査の時、っていうのは、利用者も「みっともない格好は見せられない、何しろ役場からうちに、偉い人(じゃないんだけどなぁ・・・)が私に会いに来られるんだから」という思考が働き、いつもの状態ではない姿を見せることが多いです。施設なら、スタッフが後でフォローを入れることがありますが、在宅ではどうでしょうね?あり得ない姿がそのまま反映、と言う状況、結構あると思います。それが、結局、「1次判定では、在宅の人は軽度に、施設入所者は重度に判定されている」と言うことに繋がってくるわけです。

 あと吉田教授、見直しがまだ短いから、というのは言い訳にも何にもならない。それで現場は泣きを見ているケース、たくさんあるのに。鹿児島県日置市介護保険課(まだ恨んでますので、今回からこういう話をするときは毎回実名出します、あしからず。謝罪すればその限りじゃないけどな)みたいに要介護5クラスを4、と認定して、文句付けたら「あなたの施設は金儲け主義ですからねぇ」と言うお役人が果たして正しいのかどうか?考えてみてください。地元の県会議員出している施設には逆に介護度に対しては甘いくせに。
 早めの基準見直し改定が必要なのに、まだ放って置くつもりなんでしょうね、厚生労働省は。現場の声を加味した、まともな基準をお願いしたいし、良い大学出たあんた達キャリアなら出来るはずだ。おいらでも出来る、と思うのに。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 12:52| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月27日

ぶるーくろすに教えてもらったこと とりあえず今回は最後。

綜説  無届施設こそ、世を救う !〜利用者・ご家族の、” 声なき声 “に、耳を傾けようではありませんか !〜

【 要 約 】 

 無届施設は” 無届 “であるからこそ、一斉に批難の眼差しを浴びせられますが、 果たして” 悪 ”の存在でしょうか ?何故入居者から、ご家族から支持されているのでしょうか ?

 背景は医療保険、介護保険及び年金の破綻、換言すればこの方面の厚生労働省の” 失政 “です。この” 失政 “の” 救いの神 ”である筈の無届施設を徒に批難、閉鎖に追い込む一方、” 施設不足による介護地獄 “と嘆くのが、果して正義でしょうか ?

 当面の不備は不備として、入居者及びそのご家族、施設運営者の”声なき声 “を受け、健全な施設に育てる方策はないのでしょうか ?

本稿では、無届施設の生ずる背景を紹介、問題提起を試みます。

【 初めに 】
 平成21年 8月10日現在、IT google で” 無届施設 ”を検索、529,000件をヒットしました。この内、最近の200件は、次の様な分類になります。

論説・・・44
報道・・・149
無関連・・・7
合計・・・200
 ニュースを中心とし、大所、高所に立った意見もある一方、無届施設の擁護と批難されかねない論説が2件あります。

大方のご意見は、
”無届施設は怪しからん “
”貧困ビジネス ”
”法に適った運営をせよ ”
”劣悪な施設 ”
”税金を喰い物にする存在 ”
”職員が少なく夜間の当直は1人だけと手薄 ”
”スプリンクラーも無い ”
”虐待の発生 ”
等々、数々の批難を浴びせているに過ぎません。

 一見、正論を思わせる主張ですが、 医療施設、介護施設、無届施設の実態をご存知ない方の原則論であり、反対する理由はないものの、所詮、百家争鳴です。ダイヤモンドは、その論説で” パンドラの箱を開けた ”と表現しています。 大所高所に立った論評と云えなくもないのですが、相変わらずの他人事。 ”パンドラの箱 ”などの比喩は、所詮、善意を装う野次馬の発言に過ぎません。

 その中で悩み、うごめく方々に、思いを致したことがあるのでしょうか ?その中で苦しむ方々或いはそのご家族の、施設運営者・職員の生の声をお聞きになったでしょうか ?幽かに聞こえたとしても、果たして本音と建前の微妙な”使い分け ”のある事実をご理解戴いていますか ? 本音を聴いて初めて公正な判断が出来ると思いませんか ?彼等は、”悪 ”と呼ばれる施設に何故入居しているのでしょうか ?彼等に” 救いの手 ”を差し伸べるのが、” 悪 ”なのでしょうか ? 現場で奉仕する方々の声をお聞きになったことがありますか ? 充分に理解しない侭、付和雷同して、無届施設を排除、入居者を” 介護地獄 ”へ追い込むのが正義なのでしょうか ?官僚・役人の指導・要求が、マスコミの報道が適正なのでしょうか ? 入居者の立場に立った、無届施設を擁護する議論が聞こえませんか ?目に見えないもの、耳に聞こえないものの存在を、一切、認めないのですか ?

 実はこれ等の点にこそ、現在の医療保険・介護保険が破綻し、年金の破綻する中、国の公費負担額が高騰、消費税増税の議論に結びつく問題が潜んでいます。

 本稿では医療機関、介護施設の抱えている問題を概観、44編の議論の中から14編を要約しつつ、 ”パンドラの箱 ”の中身を垣間見た自らの経験を加え、幾つかの問題点を論じます。その上で無届施設をどの様に評価すべきか、今後どの様に育てていく必要があるか、問題提起します。
 根本的な事から言えば、「何故、無届施設なら駄目、届出施設ならOK」なのでしょう?最も、監査の時に威張れる相手が欲しいんでしょうけどね、行政としては。個人的にはその位の認識でしかありません。

 「国の金を使うのだから、監査は当然」ともいえますが、現在やっている監査、あれは何なの?本当の施設の姿を掴もうともせず、書類をぱらぱら見てハイ終わり。傲慢な経営陣に釘をさすことすらしない。更に情けない事に、そのトップが地方自治に議員としてかかわっている場合、たいした監査もしないじゃん。怖いから。どこかの施設長は「ぶるーくろすはカルト」と言っていたようですが、むしろお役人の方をカルト認定すべき。

 無届施設に対しての意見に一つ一つ反論して見ますか。

”無届施設は怪しからん “・・・その根拠を明確にあらわして欲しい。それとも、「お役人様に認められれば良い施設」という、ありもしない妄想でも持っていらっしゃるのでしょうか?届出施設でさえ、行政と何らかの絡みがありさえすれば、はっきり言って無届以上にめちゃくちゃな施設や法人も結構あります(何だったら具体名挙げても良いぜ)。無届施設全部まじめではない、という偏見はその人の知能が低い可能性も否定できない、と思いますよ。

”貧困ビジネス ”・・・何か勘違いしてませんか?月4万の年金の内の2.5万を搾取するような「介護保険適応」の社会福祉法人や医療法人の方がよっぽど貧困ビジネス、と思いますがね。どうしても助けられない人間を助ける為の施設なら、無届でも一向構わないと思うのですが。

”法に適った運営をせよ ”・・・介護に伴う法律がそもそもまともでないからこその無届け施設な訳です。どのくらいの規模の施設がいくつ必要か、と言う計算すら厚生労働省には出来ていないし、少なく見積もってかかる費用を更に削減しようとする動きすら有るんですが、お気づきでないですか?それとも、介護保険はこれから100年ずっと続けられるほどの素晴らしい、社民党が言う「憲法9条」と同様の法律だ、とでもお思いでしょうか?創設からミソの付いている(彩福祉事件をググれ)介護保険法はその中身は改正の連続であり、今まで守っていたものがある日を境にどんどん変わっているものです。それを「法にかなった」というのは、介護保険法すら知らない愚か者の言葉でしょう。

”劣悪な施設 ”・・・劣悪にならないように、と言うことで介護保険法に準じた施設であれ、ということなんでしょうが、介護保険法の施設も、その環境が劣悪であることが実は多かったりします。築何十年もたっているけれど、介護報酬のからみで改築も増築も出来ない状態な施設はままあります。じゃ、介護保険法でいわれている以上のすばらしい環境でも、無届け施設なら駄目、何でしょうか?あまりにも視点がおかしくありません?

”税金を喰い物にする存在 ”・・・介護保険自体が保険料、という名で誤魔化された税金を食い物にしているんですが・・・何か?むしろ、特殊法人の方が酷くありません?事業仕分け、等というパフォーマンスで洗われた面もあったけど、あんなもんじゃない。もっとも、あれは必要なものまで削ろうとした愚かなパフォーマンスでしたがね。

”職員が少なく夜間の当直は1人だけと手薄 ”・・・現在の介護保険すら人員配置は手薄、と言わざるを得ないのが現状です。介護報酬が低いのがすべての原因。これは無届けだけの問題じゃなく、介護保険施設自体の持つ問題でもあります。3:1ではなく、本来2:1〜2.5:1が理想。しかし、その理想をかなえると、今度は施設経営自体たち行かない状態になりかねません。夜間の当直?一人、なんてのは介護保険以前の特養では普通でしたがね。いまさら何が言いたいのかすら理解出来ません。

”スプリンクラーも無い ”・・・屋根も壁もなくても、スプリンクラーさえあればいいのねwww。と言う冗談はさておき、スプリンクラーを義務化したことにより、福祉への業界新規参入が完全に止まった(初期設備投資がかかり過ぎるが故に)、と言う現状を知らないのでしょうか?火事になったら、スプリンクラーが有ろうが無かろあうがそれなりの被害は出る。もちろんあるに越したことはないんだけど、スプリンクラーぐらいが施設の善し悪しを決める点になり得るんですかね?

”虐待の発生 ”・・・鹿児島県の有名な某特養では、おむつ外しという目的のために、座位の取れない高齢者をポータブルに長時間縛り付ける、という愚かな行動を何十年もやっていました。更に、冷暖房非完備、という環境でね(今は違うらしいけど)。これは明らかな虐待です。20年前はそれで良かったんですけどね。無届けだから虐待がある、というのは話としておかしい。必ず有るわけではありません。むしろ、発覚しない虐待は、日本中どこの届け出施設でも大なり小なりあるし、職員間の虐待、いわゆるパワハラは虐待防止法が出来て以来、どんどん酷くなっているのが現状(介護従事者のストレスは爆発寸前の域でっせ)です。これをどう説明される?

・・・以上の意見は現場にいるものからすれば、どうでも良いことなんですよ。届けてあろうが届けて無かろうが、良い施設は良いし、悪い施設は悪い。それだけのことなんですけどね。もちろん届け出している良い施設、無届けの悪い施設があるのはわかっているんですが、その逆もまた真なり。届け出していても完全な拝金主義な施設も数多くあり、利用者から銭をむしり取ることしか考えていない所も多いんですよね。介護保険利用者は、「うちが主治医だから、うちのサービスだけ使えばいいから」と言う医師の甘い言葉に乗らないことが大切です。

 届け出施設や無届け施設の是非と言うよりむしろ、個人的には、介護保険外の「パンドラの箱」が影響力を持つほど成長し、介護保険自体をひっくり返すことを期待してやみません。ここまで疲弊化した介護の現状を考えると、ね。

 とりあえず、ぶるーくろすの件、今回はここまで。これでもぶるーくろすはカルトなんだろうか?むしろ介護という小さな世界がカルト化しており、こちらの方が考え方としてまともなのかも知れないよね。何?そんなことも考えられない?疲れているんだな。そりゃ。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 10:56| 鹿児島 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ぶるーくろすに教えてもらったこと その7

無届( 介護 )施設 集合 !

【 目標 】

 法律に保護された介護施設は数あれど、それ以外の民間施設は恰も鬼子扱い !不法施設の如く見られている。然も、" 合法 "を装って指導する筈の官僚・役人は、国民から" 生活保護 "を受け乍らも支配者と思い上がり、" 法を守る立場 "にあって数々の違法行為を繰り返している !

 この国民不在の行政こそ、善意の民間施設を窮地に追い込み、引いては、逃げ場のない国民の皆様方を閉塞状態に追い込む元凶だ !我々は、" 不届( け )者 "ではあるが、" 不届( き )者 "ではない !

 更に、マスコミ ! 
自らの勉強不足を棚に上げ、 官僚・役人の発する一方的説明( 大本営発表 )を" 正義 " と勘違い、即断して垂れ流し、無届( 介護 )施設を、恰も" お上の目を盗んで、要介護者を喰い物にする悪徳業者 "と位置付け追求、廃止に追い込もうとする心無き輩 !行政の暴走を監視することこそ、貴方々の仕事です !

 我々こそ、国の政策の貧困を矯し、年金不足などでお困りの方々、公的施設を追い出された方々をお守りするのである、との" 誇り "を持ち、頼って下さる方々を、お守りしようではありませんか !
 
 以上の趣旨の許、吾等" 無届施設 "が集い、力を併せて世論を盛り上げ、" 無辜の民 "を救うべく、集い、連帯を目指そうではありませんか !

【 行動 】
 先ず、名簿作りからスタートしましょう。
集った方々がどの様な理念を、どの様な組織作りを、どの様な運動を展開するか、 議論しようではありませんか !

【 連絡先 】
      
                  静岡県伊東市八幡野1725番地12
                 ぶるーくろす 青 晨 楼 内
               ぶるーくろす 泰山 設立準備事務所
                理事長 中原健次郎
                 Tel. & Fax. 0557( 55 )2840 番

 無届け施設についてはまた別に語ろうと思いますが、ここでは一言だけ。

参加させてください。届け施設でも、実は裏では・・・と言うケース、たくさんありますし、知っています。以前ぶるーくろすにはその考え方に賛同しますの旨、メールしたんですけど・・・駄目?

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 10:26| 鹿児島 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。