2012年02月10日

菜根譚...噛めば噛むほど!

 最近BOOKOFF(特に中山店)で105円本を買って読むのが楽しみになっています。それこそ高校時代は1日一冊どんな本でも読もうと決めて実践していましたが、社会人になって結婚して子供が出来て、しかもネット環境が整って...となるとどうしても活字離れになってしまいがちです。

 自分の小さい頃を考えてみると、うちの両親は本を読むことを薦めてくれていたし、また親達もそれを実践してました。幸いな事に自分も嫁もうちの子どもたちも本と親しむことは苦痛にはなっていないようで、良く図書館から借りてきては読んでいます。このまま読書好きな子供になって、大人になっても習慣になってくれれば、と願いつつ...。

 さて、本題。

 ついこの間、菜根譚の入門書を何の気なしに購入しました。ええ、これも105円です。

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 実はこの類の本、思想書や哲学書は読まず嫌いで高校時代も殆んど読んでないんですね。思想?哲学?そんなもん邪魔臭くて...と考えていたので。ただ、歳取るとどうしてもそう言うものにも目を向けるべきかな、と思ってね(鹿児島哲学カフェの参加の理由もこれがあるのかも)。

 この本、読んでみましたが...極端に難しい内容ではなく、人生のちょっとしたTipsを紹介している、という事では非常に参考になりました。仕事柄人との交流の多い職種で有る我々は読み込んで参考にすべきではないのかな、とも思える言葉が結構出てきます。

 いくつか例を挙げてみましょうか。

 ・「天地は不動に見えて実はめまぐるしく変化している。昼夜の交替は絶え間ないが日月の光は太古より不変である。同様に、君子も平穏な時に乱を思い、忙しい時ほどゆとりを持たなければならない。」・・・変わらないと思っているものがいきなり大きく変化したり、変化すべきものが結局変わらなかったり、という事は実際多く有るもの。高齢者の健康状態とかまさにこれですよね。病状やADL、精神状態などをいくら把握して、予測していてもいきなり、という事も良くあります。普段からこのことを心掛けていれば、いざと言うときに慌てずに済むし、冷静に対処できる、と言ったところでしょうか。物事は常にシミュレーションしておくに越した事は無い。

  ・「偉大な功績をあげたところで...それを鼻に掛ければ帳消しになるし、極悪犯であっても...後悔の気持ちが生じた時自ずから成仏できる。」・・・行為=人徳、と言うわけじゃないということ。勿論人徳は大事ですが。成功にうぬぼれない事と失敗を反省する事。基本ですね。

 ・「はでやかな地位にある時は、山林に隠れ住むような趣がなくてはならない。山林に閑居いる時は、天下国家を収める気概がなくてはならない。社会的重責を担うものは名利にとらわれず、公平であるべし。庶民も無関心であってはならず、少しでも力を尽くすべきだ。」・・・今の民主党や官庁のお偉いさん方に読んでほしい一文では有るよね。山陰に隠れるどころか盗賊まがいのことを平然とやろうとしているわけだから。また、声を挙げられない人々は諦めずに声を挙げるべきだ、とも取れます。笑福会やもんじゅの活動もこの文章と併せて考えると、正しい活動で有るな、と思います。

 ・「書物を読んでも教訓を学び取らなければ、版木を彫るのと変わりない。役人になっても民草を愛さなければ、衣冠をまとった盗人だ。学問を講じても実践が伴わなければ生臭坊主の空念仏だ。事業に成功しても社会に還元しなければただのあだ花だ。」・・・木滑さん(現在Twitter上で喧嘩相手。あれで教職にいたというのもなぁ...)、1400年以上前の洪自誠さんから説教されてどうするんですか〜?あなたの発言は生臭坊主の空念仏そのものなんですが。それに役人の下りはまさに今の大阪市の問題と一緒に考えると非常に興味深い。この頃から役人の不正や汚職、と言うのはあったんだなぁ、と。そうでなければこんな事取り上げるわけがないのでね。

 ・「悪事をやりながら露見を恐れるものにはまだいくらか良心が残っている。自分の善行を吹聴したがるものは、善行自体に悪の芽を宿している。」・・・「私はボランティアに汗を流しています。おかげでボランティア団体への来客も増えています。どうですすごいでしょう」と自画自賛する人間を見かけることがあります(ええ、これも木滑さんです)が。自分自身、黙々とまっとうにボランティアやっている人間は評価してます。しかし、それを自分らの善行を周囲に言いふらしてその評価を求める、と言うのは全く評価しないばかりか、正直馬鹿としか思えません。この業界はボランティアが多く存在しているので色々見ていて思うのは、年々後者のパターンの人間や団体が増えていること(特にNTVの24時間テレビなどは最たるものだ、と認識してます)。偽善も善だ、と言い切る輩もいましたが、悪の芽生えた状態で後々どうなるか、を考えるとねぇ。それならまだ悪事を告白したり、失敗談を面白おかしく語る人間の方を信頼します。

...菜根譚には前編後編があり、前編は社会人向きな話、後編は社会人を引退してさてどうしよう、という方々向けになっています。この本は全てのエピソードを紹介している訳ではないので、もっとじっくり読みたいと思う方々はこちらのサイトを参考にして下さい。

 これからはこのブログでも少しづつ、仕事やネット上のことなどと併せて考えた事などを紹介して行こうと思います。でもなぁ...うちのブログでこういうのやるのもなんからしくないのかなぁ...別にブログ作ろうかなぁ....。

 ま、気が向いたときに少しづつのんびりと。

 これも菜根譚的な思想です。

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posted by y-burn at 11:25| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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