2011年05月13日

スウェーデン、ああスウェーデン、スウェーデン、と言っているどこぞの業種と一緒だな。

〜ドイツ好き・・・ドイツ、ドイツ〜

 私の友人にはドイツに生活し、ドイツ語が堪能な方が多くおられる。その方々は決して心が狭くないし、全体を見る力も持っておられる。どこから見ても立派な人格者だ。

 ゲーテ、ベートーベン、そしてヘーゲル・・・私の人生に大きな影響を与えた偉人にはドイツの人が多い。その作品や思想は素晴らしく、人類の至宝でもある。

 しかし・・・

 今から60年間に起こった太平洋戦争。その前夜、日本はドイツを尊敬した。時あたかもヒットラーが登場してヨーロッパを席巻していた頃である。

 「民主主義などは劣った制度だ。全体主義こそこれからの国家体制に違いない。ドイツを見れば判るじゃないか。フランスも占領されたのはグズグズ理屈をこねているからだ」と主張し、日本の文化人はドイツを褒め称え、政治ではヒットラー政権と連携を深めた。
 第二次世界大戦が始まり、緒戦こそはドイツが勝ち進んだものの、やがてソ連戦で躓いていた頃、日本は情報統制が行われ、局地戦におけるドイツの敗北はほとんど報道されなくなった。

 一度、偉そうに言ったこと・・・「ヒットラー・ドイツが正しい」ということを訂正することができなかったのである。そして日本は戦争に突入し、310万人の犠牲者を出し、多くの子供たちがその将来を失った。

 現代、またそれが繰り返されようとしている。

 環境というと必ずドイツが出てくる。時にはこの世界にはドイツ以外の国はないのかと思うほどドイツである。

 リサイクルと言えばドイツ、デポジット言えばドイツ、そしてペットボトルのリユースと言えばドイツである。

 「それではフランスは?スペインは?」と私が質問しても、専門家すら口を開かない。戦前と同じように、日本の知識人がすっかり「環境ドイツ病」にかかってしまったからだ。

 ドイツは閉鎖的な海域である北海に面していて、河川も国際河川が多い。原子力発電所は動いていないが、フランスから原子力発電の電気を多く購入している。ドイツの環境はまったく日本と異なる。

 環境が日本と似ていると言えば大西洋に面し、比較的気候が温暖なスペインなどであるが、環境関係の専門家は見向きもしない。日本の九州や沖縄県はスペインよりまだ気候が温暖だから、環境を考えるときには、ドイツはもちろん、スペインすらあまり参考にならないのだ。

 環境とは「気候、風土、地形」と切っては切り離すことができない。月の基地でリサイクルしていようと、風車で電気を起こそうと、それは四面を海に囲まれた温帯の島国である日本とはまったく違うのである。

 ドイツに罪はない。でも、なんで日本人は「ドイツ、ドイツ」というとひれ伏すのだろうか? 私は一種の「茶髪主義」だと思うし、白人コンプレックスの用にも感じられる。
 自分のことは自分で考えればよいのだ。「ドイツはリサイクルしている」、「ドイツはデポジット制だ」、「ドイツは製造者責任だ」、「ドイツはリユースしている」、「ドイツは風力発電だ」、「ドイツはビールだ、ワインだ」、「ドイツは・・・」。網いい加減にしてもらい、「なぜ、ドイツなのか」を説明して欲しい。

 今、ドイツはリサイクルを反省し、ゴミの焼却に向かっている。もともとヨーロッパには「焼く文化」はなく、それは日本の物だった。そうなると、戦前と同じように情報は統制され、ドイツのリサイクル率の実態すら報道されない。 (平成20年4月5日 執筆)

 え〜と、twitter上で「竹原尊師のお抱え学者、武田邦彦氏が...」とか抜かしつつ中傷していたどアホう(おはよう21みたいな名前の輩)がおりました。テレビではちょくちょく見かけるけれど、あまりこの方に詳しくないと言う事もあり、武田さんのネット上での論文をいくつか読んでみたんだが、逆に考えさせられる事や同意する事(もちろん同意にはほど遠い論調も有った事は言っておく)もあったので、いくつか紹介したいな、と思って。

 ネット上では結構批判されているようですが、まともな事言っているじゃん。Wikipediaの記事がよっぽどあれです。

 日本と言う国は長い歴史の中、それなりに独自の社会システムが機能していたのに、歴史的にも浅い欧米から持って来たシステムがすべて良い、と言う勘違いを明治維新以降やらかしてます。例えば旧陸軍はプロイセンの真似、旧海軍はイギリスの真似、戦後なら社会保障はスウェーデンの真似...というのが目立つ状況です。で、まさに今エコロジーはドイツなんだ。

 環境、と言えばドイツが出てくるように福祉、と言えば北欧、特にスウェーデンが出てくるのがうちらの業界では一般的です。もちろん参考にすべき事が全くない(ラホヒタイヤとかは是非参考にしたいもんです)、とは言わないし、その概念を取り入れている面も現状ありますよ。でも、どうなんだろ?貧しいながらも近所や村で互助してきていた江戸時代や明治時代辺りも参考にするなら納得もするけど、「北欧大好きです〜真似します〜」で果たして日本の高齢者は幸せになるのかな?それともそう言う疑問すら全うなケアマネは持ってはいかんのかね?

 個人的にはスウェーデンの福祉システムは経済の成長と高負担の税金が必要不可欠である、と判断しています。もし北欧型福祉を続けるのであれば国が経済をバブル期レベルまで回復させなければならない。もちろん現状ではそんな事はできないわけで、別記事でも書いたように大震災の影響がおそらく医療保険や介護保険にも何らかの影響を与えていくでしょう。

 スウェーデンと言う国は、家庭崩壊、経済悪化、犯罪の増加で自国民が苦しんでいるのに、移民は大切にして誰の国なのかわからない状況、言わば社会的弱者が強者となり、自国民の労働者に高負担の税金負担を強いている、で抑圧された若者が自殺に走ったり犯罪に手を染めたりネオナチとして社会運動を起したり、というのが現状だったりするのですが。これを理想とするのが果たしてまともなのだろうか?

 「気候、風土、地形」に加え「歴史、宗教、国民性、文化」まで加味して考えたシステムとして現在の日本の社会保障は機能しているとは思えません。「北欧のシステムが一番」で思考停止すべきではないし、それをもっと改良すべきです。そもそももともとあるものをもっと良い物に改良するのが日本人の長所であったはず。今の介護保険法はまだその枠から抜け出している、とは思えないんですよね...残念な事に。

 武田先生のネット上の論文、まだまだ良い物が沢山あるので、少しづつ紹介していきたい、と思ってます。じっくり読んでいると、ある意味大学で授業受けているような感覚になることもありますけどね。

 これに批判コメントを書きたい方は2ch上じゃなく、コメント欄にしっかり書き込んで欲しいもんだね。シャイなのか内弁慶なのか一度もそう言う勇気ある輩は出てきてませんが。

blogram投票ボタン


posted by y-burn at 10:32| 鹿児島 | Comment(0) | TrackBack(0) | モンスター達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/200790777

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。