2011年04月14日

偉くなるほどバカ、なのが日本の組織...?

〜チェルノブイリ級、先月には認識=レベル引き上げは求めず−安全委〜

 福島第1原発事故が国際原子力事故評価尺度(INES)でチェルノブイリ事故に並ぶレベル7に引き上げられたことについて、放射性物質の放出量推計に当たった原子力安全委員会の代谷誠治委員は12日の記者会見で、レベル7相当の非常に高い値となる可能性を先月下旬には把握していたと明かした。

 安全委は同日、推計放出量は63万テラベクレル(ヨウ素131換算)と発表したが、代谷委員はこの数値も「1週間ぐらい前に分かっていた」と述べた。この一方で「レベル設定は原子力安全・保安院の役割。レベルが上がったからといって対応が変わるわけではない」と話し、レベルの引き上げを急ぐよう保安院に求めることはしなかったとした。
 今回の震災の指揮系統があまりにも・・・なケースの一つなので、この記事を取り上げてみたんですが・・・酷い話ではある。もうこれで原子力発電に対する信頼感は消えたも同然だろうね。今はまだ原子力は必要ではあろう(人的ミスが完全に無くなる、と言う前提での話)が、これからは新しい発電法への転換が必要になる。又、それが絶対できるのが日本の底力だろう。

 ただ、TEPCOといい、原子力安全委員会といい、官僚といい、地位が上になればなるほど醜態をさらしている今回の状況って一体何なんだろう?と思うのですが。

 古瀬先生やsandanshikomiさんがこの間音楽療法の見学に来られた際、財津先生との話で出たあることを思い出しました。最もこの話はこのときだけでなく、先生と話している際に時たま聞くのですが。

 財津先生は80歳前半の方で、太平洋戦争では士官として戦争を体験している方です。その方が言われた言葉をいくつか。

「日本という国はあの戦争で士官や兵士は自分の命を投げ出す覚悟で頑張っていた。しかし東京にあった参謀本部では、参謀どもが何をしていたかご存知ですか?毎日酒と芸者に明け暮れていたんですよ。物資の無い最中自分達だけ贅沢三昧だったわけ。負けるわけですよね、日本が。」

「実際、まともに兵士や下士官と共に働いていた人間はそれ以上に出世しなかった、という状況も有りましたよ、当時。」

「敗戦で相当痛い思いをしているはずの日本が、終戦から高度経済成長、バブルを経て現在まで、実はこの「参謀が仕事をしないで、問題が起きたときに慌てふためく姿」というのは全くあの頃と変わっていませんよ。いや〜、成長してないな、と言うのか、呆れると言うのか...」

 いや、先生、本当に同意しますよ、この言葉。何の事はない、勝海舟曰く、「アメリカと言う国は我が日本とは逆で能力のあるものほど出世します」が江戸時代で終わったか、と思いきや今も続いているお国柄だとは。そもそも「社内政治」とか本来の業務にはあってはならない人間関係や「会議と言う名の暇つぶし」なんぞがあるから・・・。そんなもんより現場を見る、現場に参加して部下と共に汗を流す、そういう人間がTEPCOにもいたなら、レベル7という世界第二位の産業核惨事なんて起こらなかったんじゃないのかな?

 今回の震災で「兵士は一流 参謀三流」という日本の悪しき伝統が浮き彫りになったと言っても過言じゃないですよね。この状況を変えない限り、組織の健全化は出来ないだろうし、震災復興なんて出来やしないだろうに。

 勿論事態の終息の為に努力はしているし、それについて言うべきことは無い。頑張って一日も早く安全を取り戻してください、としかいえない。でも、こういった組織の状態を終息後も引きずるのであるのならTEPCOにも政府にも未来は無い、と理解すべきだろう。

 今回の震災は今までの日本という国のあり方を見直す機会にもなるのかもしれませんね。

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posted by y-burn at 10:38| 鹿児島 | Comment(1) | TrackBack(0) | モンスター達 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。 心は、人間の努力だけでは改善できない。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html
http://miracle1.iza.ne.jp/blog/entry/2237566/
Posted by ひかる at 2011年04月14日 12:18
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