2008年10月26日

悪質な不正請求は許せないが、法律や行政システム自体がもっと悪質な事に気づいて欲しい。

〜不正請求:介護報酬、2億1900万円 大田の会社都、指定取り消し /東京〜

 都は24日、訪問介護サービスについて虚偽の申請や介護報酬の不正請求があったとして、大田区東雪谷の「有限会社ファミリーホーム・サン」(金子くみ子取締役)に対し、事業所の指定取り消しを命じた。返還を求める不正請求額は約2億1900円で、都内の単独の事業所の不正請求額としては過去最高という。

 また、これに合わせて都は、有料老人ホーム(大田区久が原)で利用者に必要な手続きを経ずに身体的な拘束をしたなどとして、大田区東雪谷の「株式会社ファミリーホーム・サン」に対し改善措置を命じた。訪問介護サービスを有料老人ホームでのサービスに転用する「囲い込み」と呼ばれる手口で、囲い込みに関連する都の処分は今年2件目。

 都福祉保健局によると、有限会社は02年8月に訪問介護サービスの事業所の指定を受けたが、勤務できない職員を訪問介護員に装って申請。無資格者のサービスについて介護報酬を請求するなど、今年6月まで不正請求を繰り返した。

 一方、株式会社は都が10月に立ち入り検査をした際、利用者がチューブを使う食事中に両手首をベッドにくくりつけるなど計5人に身体的な拘束や不当行為をしていた。これらの実施に必要な検討はされず、記録書類を作っていなかった。

 処分を受け、株式会社の金子之則常務は「元職員が重要書類を破棄した事情もあるが、処分は真しに受け止める。利用者に迷惑が掛からぬよう全力を尽くしたい」と話した。
  ということだけど、偽装やらないと赤字のままで事業所が立ち行かなくなる、と言う現状もあるんですけどね。もちろんそれが良いことだ、と言うわけではないけれども。

 ただ、訪問介護においてはかなり悪質だけど、施設についても・・・。拘束廃止委員会がこの施設に存在しなかった、または人権について意識が薄かったのが大きな原因なのかもしれないけれど、そもそも高齢者虐待防止法、という欠陥法を基にして動かなければならないから・・・。いわば、大本になるケアプラン自体もお粗末なのではなかったのか?とか、人員が不足している状態での施設介護ではなかったのか?とか考えてしまいます。人員不足での介護と言うことであれば、施設側だけではなく、賃金低くで働け、と言っている行政側にも責任はあるのでは?

 逆に言えば、こういうことでその施設の質は格段に良くなる。失敗一回ぐらいで「この施設はだめだ」等と考える一般市民や、マスコミの言葉より、本当に訪問して実情を知る方が良いと思うよ。

 医療にしろ、福祉にしろ、その法的システムを疑うことをしないで、「現状を何とかしろ」と病院や施設に詰め寄るお利口さんが多いもんなぁ・・・しかも外部だけじゃない、内部にも、だ。




posted by y-burn at 12:06| 鹿児島 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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